川崎Fと名古屋が対戦した [写真]=金田慎平
2024明治安田J1リーグ第17節が2日に行われ、川崎フロンターレと名古屋グランパスが対戦した。
3試合勝利から遠ざかっている15位川崎Fが、3試合負けなしの5位名古屋グランパスを『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』に迎えての一戦。雷雨の影響でキックオフが約10分遅れると、開始早々の6分に川崎Fが先制する。右コーナーキックをニアの高井幸大が頭ですらし、ファーに飛び込んだ家長昭博がダイビングヘッドでねじ込んだ。
18分、川崎Fがリードを広げる。家長が敵陣深い位置で足を滑らせた相手DF三國ケネディエブスからボールを奪取。さらに相手GKランゲラックをかわし、無人のゴールへ右足で流し込んだ。
2点リードで折り返した川崎Fは58分、スルーパスに抜け出したバフェティンビ・ゴミスがゴールネットを揺らしたが、ゴミスのオフサイドで得点は認められない。対する名古屋は61分、永井謙佑がペナルティエリアの外から左足を振り抜いて強烈なシュートを放ったものの、クロスバーに嫌われた。
さらに64分、名古屋がゴール前で立て続けにシュートを放ったものの、相手GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれるなどことごとくブロックされて得点には至らない。一方の川崎Fは65分、瀬古樹、山内日向汰、家長を経由して、再びゴミスがゴールネットを揺らす。しかし、今度は山内のオフサイドを取られ、またしてもゴールは記録されなかった。
89分、名古屋がついに1点を返す。右コーナーキックから山中亮輔がインスイングの高速クロスを供給。相手GKチョン・ソンリョンは処理しきれず、ゴール前のこぼれ球をハ・チャンレが押し込んだ。
その後も名古屋が何度か川崎Fのゴールを脅かしたものの、同点弾を奪うことはできず、川崎Fが逃げ切りに成功した。川崎Fは4試合ぶり白星、名古屋は4試合ぶり黒星となった。次節は16日に行われ、川崎Fは敵地でヴィッセル神戸と、名古屋はホームで湘南ベルマーレと対戦する。
【得点者】
1-0 6分 家長昭博(川崎F)
2-0 18分 家長昭博(川崎F)
2-1 89分 ハ・チャンレ(名古屋)
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By サッカーキング編集部
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