FOLLOW US

鹿児島が2位を死守、2019年以来のJ2へ! 富山は得失点差で涙…愛媛は有終の美/J3最終節

2023.12.02

鹿児島が最終節でJ2昇格を決める! [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田生命J3リーグ第38節(最終節)が12月2日に各地で開催された。

 既に優勝と3年ぶりのJ2昇格を決めている愛媛FCは、敵地でFC大阪と激突。試合は15分、ゴール前でクリアボールに反応した曽根田穣が右足一閃。ダイレクトボレーを突き刺し、愛媛が先手を取った。対するFC大阪は31分、利根瑠偉の放ったシュートが右ポストに当たって跳ね返ったボールを田中直基が押し込み、試合を振り出しに戻す。このまま1-1で後半アディショナルタイムに突入したが、愛媛FCは敵陣で木村卓斗がボールを奪い返すと、右サイドへボールを繋ぎ、松田力がクロスボールを送る。ボックス内で待っていた菊地俊介がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。菊地の2試合連続ゴールで愛媛FCが勝利。シーズンの最終戦で有終の美を飾った。

 残る1つのJ2昇格枠は鹿児島ユナイテッドFCカターレ富山によって争われた。前節終了時点で両者の勝ち点差はわずかに「2」。2位鹿児島ユナイテッドFCは勝利すれば無条件で昇格が決まる。ドローで終えた場合も、富山が8点差で勝利しない限りは昇格を決められるという有利な条件で最終節を迎えた。

 鹿児島がガイナーレ鳥取の本拠地に乗り込んだゲームは、スコアレスで折り返した後半に動く。鳥取のクロスボールがペナルティエリア右に流れると、普光院誠が中原秀人に倒され、鳥取にPKが与えられた。このPKを普光院自身がゴール左上へ沈め、鳥取が先制している。

 一方、昇格のために勝つしかないカターレ富山はホームでY.S.C.C.横浜と対戦。試合は8分に松村航希のゴールでYS横浜が先手を取ったものの、富山は前半アディショナルタイムに反撃へ。敵陣でクリアボールを回収し続けて連続攻撃へ出る中、左サイドで切り返した安光将作が右足でクロスボールを送ると、ファーサイドに入った高橋駿太がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。このまま後半に入り、1-1で後半も時計の針が進んでいく。

 手に汗握る展開の中、再び鹿児島が試合を動かす。76分、左サイドからボールを持ち運ぶと、鈴木翔大とのワンツーでゴール前に侵入した山本駿亮が右足で狙い澄ました一撃を沈めた。このゴールが決勝点となり、鹿児島は1-1でタイムアップ。他会場では富山が後半アディショナルタイムにアルトゥール・シルバのPKで逆転に成功したが、得失点差で鹿児島が上回り、2019シーズン以来5年ぶりのJ2復帰が決まった。

 今節をもって今季の明治安田生命J3リーグは全日程が終了。前述の通り、1位愛媛と2位鹿児島が来季よりJ2に昇格する。また、明治安田生命J2リーグは既にレギュラーシーズンの全日程が終わっており、21位で終えた大宮アルディージャ、22位で終えたツエーゲン金沢が来季よりJ3を舞台に戦うこととなる。また、ギラヴァンツ北九州は最下位でシーズンを終えたものの、日本フットボールリーグ(JFL)の2位以内にJ3昇格要件を満たすクラブがおらず、残留が決まった。

 なお、得点王は19ゴールを挙げた松本山雅FC所属の小松蓮となった。2位に入ったのは奈良クラブの所属浅川隼人。最終節松本戦で今季16ゴール目を挙げ、1-0での勝利に貢献している。アスルクラロ沼津所属のブラウンノア賢信、愛媛所属の松田力がそれぞれ13ゴールを挙げて3位にランクインした。

 最終節の結果と最終順位表は下記の通り。

■明治安田生命J3リーグ第38節

▼12月2日(土)
ヴァンラーレ八戸 0-0 SC相模原
いわてグルージャ盛岡 1-0 カマタマーレ讃岐
福島ユナイテッドFC 0-0 FC琉球
松本山雅FC 0-1 奈良クラブ
AC長野パルセイロ 2-2 テゲバジャーロ宮崎
カターレ富山 2-1 Y.S.C.C.横浜
アスルクラロ沼津 2-3 FC今治
FC岐阜 0-1 ギラヴァンツ北九州
FC大阪 1-2 愛媛FC
ガイナーレ鳥取 1-1 鹿児島ユナイテッドFC

■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 愛媛(73/+11)
2位 鹿児島(62/+17)
3位 富山(62/+11)
4位 今治(59/+12)
5位 奈良(57/+13)
6位 鳥取(56/+5)
7位 八戸(56/+2)
8位 岐阜(54/+9)
9位 松本(54/+4)
10位 岩手(54/-1)
11位 FC大阪(53/+3)
12位 YS横浜(52/-2)
13位 沼津(51/0)
14位 長野(50/-8)
15位 福島(47/-5)
16位 讃岐(44/-16)
17位 琉球(43/-18)
18位 相模原(41/-4)
19位 宮崎(39/-21)
20位 北九州(31/-12)

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO