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FC東京に罰金500万円…天皇杯“東京ダービー”でサポーターが花火・発煙筒使用、JFA「極めて危険な重大な行為」

2023.09.01

天皇杯・東京V戦での事象に関し、JFAがFC東京に対する処分内容を発表

 日本サッカー協会(JFA)は9月1日、7月12日(水)に『味の素スタジアム』で行われた天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・3回戦の「FC東京vs東京ヴェルディ」の試合直前に発生した事案について、規律委員会における審議結果を公表した。

 約12年ぶりの“東京ダービー”となった同試合では、キックオフ時刻(19:00)直前にFC東京のサポーター複数名が、ゴール裏下層スタンド前列中央付近にて花火および発煙筒を1分20秒程度に渡って使用するといった事態が発生。FC東京は試合後、当該の事態を「JFAが定める運営管理規定第4条(禁止行為)第2項に違反しており、決して許される行為ではありません」と非難した上で、「このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げるとともに、今後の再発防止に努めてまいります」と発表していた。


 当該の事案に関し、JFAは協会司法機関組織運営規則及び懲罰規程に基づき、規律委員会における審議を実施。その結果、FC東京に対して、罰金500万円と譴責(始末書の提出)の懲罰を課すことが決定した。嫌疑内容については「被害の発生及び拡大を防ぎ、観客や選手等の試合に関わる人の安全を確保するために適切な措置を講じなかった」などと発表されている。

 なお、委員会の発表によると、行為に及んだFC東京サポーターは大型の応援フラッグに事前に切り込みを入れた上で、当該フラッグの下から切り込みの間より100発を超える花火を打ち上げていたという。また、この危険行為によって観客1名が火傷を負っていたことも明らかになった。

 JFAは上記の行為について「当該サポーターらによる上記スタジアム内での大量の花火及び発煙筒の持込み並びにこれらの使用は、天皇杯の試合だけではくJリーグの主催試合の全てを含めても、我が国のサッカー史上でも類を見ない極めて危険な重大な行為であるといえ、このような行為を防げなかった対象者の責任は極めて重いといわざるを得ない」と発表している。

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By サッカーキング編集部

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