今年で10回目を迎えた浦和レッズランドカップ [写真]=浦和レッズ
5月21日(日)、レッズランドで第10回浦和レッズランドカップが開催された。レッズランドカップは浦和レッズが主催する10歳(小学4年生)以下の8人制少年サッカー大会で、2014年から毎年開催されてきた。2020年だけはコロナ禍により見送られ、今回が10回目となった。
レッズが少年サッカーの大会を主催するのはこのレッズランドカップだけだ。4年生以下の子どもたちには、公式戦や大会の機会が少ない。旧浦和市には36の少年団があり、地域ごとに8つのブロックを作っている。毎年小学3年生以下のチームで各ブロック内の大会が行われているが、その優勝チームに翌年のレッズランドカップへの出場権が与えられるので、子どもたちのモチベーションにもなっている。

Jクラブとの対戦が刺激に
現在、大会は浦和の各ブロック代表8チームとレッズジュニア、それと招待した近県の7チームが加わり16チームが4チームずつ4グループに分かれてグループリーグを行い、その後順位別のトーナメントを行う。つまり全チームが1日に4試合ないし5試合ずつを行うことになる。試合の総数は40試合近くに上るが、天然芝の少年用コート4面が使われるので、十分こなせる。
また招待チームの中には、今回であれば横浜F・マリノス、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府の3チームが含まれており、各グループに1チームずつJクラブのジュニアが入る組み合わせになる。1試合の時間は短くなっているが、ふだん対戦することがない相手との試合は子どもたちには大きな刺激となる。さらに10回記念ということで今回は、各チームから1人ずつ選抜された選手が2チームに分かれて「オールスター戦」も行った。オールスター戦や1位トーナメントの決勝は多くの観戦者の前で行われ、出場する選手にとっては得難い環境になる。特に今回は、レッズが獲得したばかりのACL(AFCチャンピオンズリーグ)の優勝トロフィーも会場に展示され、選手や保護者が集まっていた。

レッズジュニア設立の中で
レッズがジュニアチームを持つことは、当初地元の少年団からあまり歓迎されなかった。浦和には各少年団から選ばれた選手で一つのチームを構成し「FC浦和」として全日本少年サッカー大会での優勝を目指す、という伝統があった。目標は日本一になることだが、その過程で選抜された選手の成長が促されるのはもちろん、練習は並行して行われるので、FC浦和の選手が各少年団に刺激を与えるという好影響もあった。FC浦和の指導体制も、各少年団の指導者で構成されていた。サッカーに誇りを持つ浦和だからこそ、長く続いてきたシステムだった。そしてFC浦和の選手が小学校を卒業してレッズジュニアユースに加入し、その後プロになる例も少なくなかった。
レッズはその伝統を尊重してジュニアの設立を急がなかったが、プロクラブとして小学生から一貫して選手を育てたいという考えはずっと持っており、レッズジュニア設立を担当し、少年団指導者と協議を続けてきた一人が、現在レッズアカデミーで「ヘッドオブコーチ」を務める土橋正樹さんだ。土橋さんらは、レッズジュニアが発足することと地元の少年団の選手たちがより成長すること。この2つを両立させるやり方を模索してきた。
レッズジュニアが誕生した2013年、「地域の人たちと何か一緒になって試合ができる環境を作れないか」という意見がレッズアカデミーの中から出て、その翌年に第1回浦和レッズランドカップが行われた。時間を掛けて築き上げてきた地元の指導者たちとの信頼関係があって生まれた大会だと言える。
レッズアカデミーが総出で運営
この大会はレッズのアカデミーとして重要なイベントとして位置づけられており、なるべくどのカテゴリーも公式戦が入らない日を選んでいる。指導者はもちろん、ジュニアの5~6年生、ジュニアユース、ユースの選手たちが大会運営に携わるためだ。
土橋さんは「アカデミーみんなで関わってレッズ手作りの大会にしていくというのはもともと大事でした。事前準備も含めて、スタッフ、選手が協力する形が継続できているので、アカデミーとしての一体感が出てきたと思います」と述べている。それぞれのカテゴリーの試合の際に、ベンチ外の選手が運営に当たるのは日常的なことだが、全カテゴリーの選手たちが総出で一つのイベントを行う機会はめったにない。また、「レッズランドという絶好の環境を有効に活用し、地域の人にもっとレッズランドを知ってもらいたいという目的もあります」というレッズ側の思いも土橋さんは語っている。

サッカーのまち浦和の象徴
浦和レッズという地域を代表するプロサッカークラブがあり、歴史あるサッカー少年団があり、さらにレッズランドという充実した施設があって、レッズランドカップは回を重ねてきた。埼玉サッカーの歴史は100年を超えるが、その中心となってきたのは浦和だった。
「サッカーのまち浦和」の伝統を支えている地元の少年団。そして伝統を受け継ぎながらプロクラブとして新たな歴史を刻んでいる浦和レッズ。10回を重ねたレッズランドカップは、「サッカーのまち浦和」を象徴する大会の一つになったと言える。これからも、大会が設立された過程と趣旨を大事にしながら、継続されていくだろう。

文=清尾 淳
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By サッカーキング編集部
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