明治安田生命J1リーグ第11節の8試合が3日に行われた。
今季からJ1に舞台を移した横浜FCと新潟の一戦は、開幕からここまで白星のない横浜FCが53分、近藤友喜のクロスにユーリ・ララが頭で合わせて先制する。スタメンを大幅に入れ替えて今節に臨んだ新潟は主力メンバーを次々に投入してゴールに詰め寄ったが、GKスベンド・ブローダーセンの好守もあり、試合は1-0で終了。横浜FCが待望の今季初白星を手にした。
首位のヴィッセル神戸は、勝ち点3差で3位につける名古屋グランパスと敵地で対戦。大迫勇也が1ゴール1アシストの活躍を見せて2点のリードを奪ったが、キャスパー・ユンカーのゴールで1点を返されると、後半アディショナルタイム8分に藤井陽也のミドルが突き刺さり、ドロー決着となった。
上位2チームが勝ち点を分け合う中、その差を詰めたのが昨季王者の横浜F・マリノス。敵地で試合開始早々にサガン鳥栖の本田風智に先制を許したが、すぐさまヤン・マテウスのゴールで追いつくと、21分にもヤン・マテウスがネットを揺らして逆転に成功する。その後、鳥栖の反撃を粘り強く凌ぐと、60分にはエウベルが好機を生かし、1-3で逃げ切った。サンフレッチェ広島の試合がなかったこともあり、勝ち点を伸ばした横浜FMが2位に浮上している。
その他、ガンバ大阪とセレッソ大阪による“大阪ダービー”は、C大阪が先制する展開の中でG大阪が後半に1点を返し、なおも攻勢を強める中で試合終盤にC大阪がカウンターからワンチャンスを生かして1-2で試合は終了。C大阪が敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
中位勢も、鹿島アントラーズが鈴木優磨の4試合連続弾でコンサドーレ札幌相手に0-1で勝利し、3連勝。調子を上げてきた川崎フロンターレも敵地で京都サンガと激闘を演じると、小林悠の後半AT弾で競り勝ち、今季初の連勝を飾った。
■第11節
▼5月3日(水・祝)
札幌 0-1 鹿島
京都 0-1 川崎F
G大阪 1-2 C大阪
湘南 1-2 柏
名古屋 2-2 神戸
福岡 1-0 FC東京
鳥栖 1-3 横浜FM
横浜FC 1-0 新潟
▼5月31日(水)
19:30 浦和 vs 広島
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(23/+15)
2位 横浜FM(21/+9)
3位 名古屋(20/+7)
4位 広島(20/+6)
5位 福岡(18/+2)
6位 浦和(17/+5)
7位 C大阪(17/+1)
8位 鹿島(16/+3)
9位 FC東京(15/+1)
10位 川崎F(15/-1)
11位 札幌(13/-1)
12位 京都(13/-1)
13位 新潟(12/-4)
14位 湘南(11/+1)
15位 鳥栖(11/-6)
16位 柏(10/-7)
17位 G大阪(7/-12)
18位 横浜FC(6/-18)
■第12節の対戦カード
▼5月6日(土)
14:00 札幌 vs FC東京
19:00 名古屋 vs G大阪
▼5月7日(日)
13:00 広島 vs 福岡
14:00 横浜FM vs 京都
14:00 新潟 vs 柏
14:00 C大阪 vs 鹿島
14:00 神戸 vs 横浜FC
15:00 川崎F vs 鳥栖
▼6月28日(水)
19:30 浦和 vs 湘南
By サッカーキング編集部
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