浦和と川崎Fの一戦はドロー [写真]=金田慎平
明治安田生命J1リーグ第9節が23日に行われ、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦した。
昨季までの6シーズンで2度のリーグ連覇を成し遂げていた川崎Fは、今季なかなか波に乗れていない。前節終了時点で勝利数はわずか「2」。現在2連敗中で順位も13位となっている。対照的に浦和は絶好調だ。開幕から2連敗こそ喫したものの、以降のリーグ6戦は5勝1分で駆け抜けており、上位争いを演じている。両者は今季のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節で顔を合わせており、当時はスコアレスドローでタイムアップ。今季の公式戦2度目の対戦が、『等々力陸上競技場』にて行われた。
川崎Fは前節からスターティングメンバー5名を変更。出場停止明けの車屋紳太郎がスタメンに戻っただけでなく、GKには川崎Fでのリーグ戦初出場となる上福元直人が抜擢された。一方の浦和は前節の同じスターティングメンバー11名が並び、アレクサンダー・ショルツ、大久保智明、興梠慎三らが先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりから拮抗した展開となるも、徐々に浦和がフィニッシュまで持ち込むシーンを増やしていく。17分、右サイドでボールを持った大久保が逆サイドへ展開すると、ペナルティエリア左でボールを受けた関根貴大がマイナスへ折り返し。待っていた興梠がダイレクトで狙ったものの、シュートは相手のブロックに阻まれた。
前半終了間際の45分には小泉佳穂が入れた斜めのパスから一気にスピードアップ。前を向いた大久保がスペースを持ち運んで斜めのパスを送ると、駆け上がった明本考浩が相手を振り切ってマイナスを折り返す。最後は興梠が右足フィニッシュまで持ち込んだが、ここは高井幸大のブロックに阻まれる。前半はこのままスコアレスで終了した。
後半に入ると遂に均衡が破れる。48分、自陣でボールを持った瀬古樹が右サイドのスペースへボールを供給すると、抜け出した家長昭博が縦への突破を選択。利き足とは逆の右足でクロスを送ると、走り込んだ脇坂泰斗がこのボールを狙う。伊藤敦樹に先に触られたものの、空中に浮いたボールをボレーシュートで叩き込み、川崎Fが先手を取った。
その後は浦和の時間帯が続いたものの、66分には再び川崎Fがゴールへ迫る。敵陣でボールを奪った遠野大弥がドリブルで左サイドを破り、ペナルティエリア左の深い位置まで侵入。マイナスへの折り返しはフリーの脇坂に渡ったものの、ダイレクトでのシュートはマリウス・ホイブラーテンにブロックされ、ゴールネットを揺らすことはできなかった。77分には敵陣でボールを奪ったジョアン・シミッチが思い切り良く左足を振り抜くも、低弾道のシュートは右ポストに嫌われている。
対する浦和は81分、左サイドで細かくパスを繋ぐと、前を向いた早川隼平がボールをキープしスルーパスを通す。抜け出した荻原拓也がダイレクトで中央へ折り返すと、最後はブライアン・リンセンが右足で流し込む。流れるようなパスワークから“背番号9”が待望の今季リーグ初ゴールを挙げ、浦和が終盤に試合を振り出しに戻した。
後半アディショナルタイムには明本、早川らが惜しいシーンを作ったものの、川崎Fも体を張って得点を許さない、試合はこのままタイムアップ。川崎Fは連敗こそ「2」でストップしたものの、本拠地でのリーグ初勝利はお預けとなった。一方の浦和は2連勝こそ逃したがリーグ戦では7試合負けなしをキープ。リンセンには今季リーグでの初ゴールも飛び出し、悪くない状況でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に進む。
この後、川崎Fは次節のリーグ戦で29日に敵地でアビスパ福岡と対戦する。一方、浦和は2022シーズンのACL決勝戦2試合が控えている。アウェイでの第1戦は日本時間で30日の2:30、ホームでの第2戦は5月6日の18:00にキックオフ予定だ。
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By サッカーキング編集部
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