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FC東京が5試合ぶり白星! 広島は29年ぶりの6連勝ならず…今季2敗目

2023.04.22

広島とFC東京が対戦した [写真]=三浦彩乃

 明治安田生命J1リーグ第9節が22日に行われ、サンフレッチェ広島FC東京が対戦した。

 1994年以来29年ぶりとなる同一シーズンでのリーグ戦6連勝を目指す広島が、リーグ戦4試合で勝ちがないFC東京をホームに迎えての一戦。開始5分に試合の均衡が破れてFC東京が先制する。左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの松木玖生がピンポイントのクロスをゴール前に供給。ファーサイドに飛び込んだ中村帆高が頭で合わせ、強烈なヘディングシュートを突き刺した。


 いきなり追いかける展開となった広島は、14分に絶好機が訪れる。左から東俊希がクロスを送り、ファーの越道草太が頭で折り返す。ゴール前でボールを収めた森島司が反転から左足でゴールを狙ったものの、シュートは惜しくも枠の上に外れた。

 インテンシティの高い攻防が繰り広げられるなか、28分にFC東京がリードを広げる。敵陣でのボール奪取からカウンターを展開。ディエゴ・オリヴェイラがペナルティエリア手前でタメを作ってから、右サイドを駆け上がった中村にボールを預ける。中村はペナルティエリア右からグラウンダーで折り返し、ボックス中央で待ち構えていた安部柊斗が右足ダイレクトで押し込んだ。

 38分、広島が1点を返す。自陣から東が供給したロングフィードに川村拓夢が抜け出し、相手に寄せられながらもボールをキープ。並走してきた森島にボールを預ける。森島はボックス中央で右足を振り抜き、ゴール右下へと突き刺した。なお、森島のゴールがJ1リーグの通算2万5000ゴール目となった。

 1点ビハインドで折り返した広島は、後半に続々と攻撃的なカードを投入。ボールを握る時間が続くものの、東京の守備を攻略できず、決定機を作ることができないまま時間だけが過ぎていく。

 試合はこのまま終了し、FC東京が逃げ切って2-1で勝利した。広島の連勝は「5」で止まって今季2敗目。FC東京はリーグ戦5試合ぶりの白星で今季3勝目となった。なお、FC東京は広島戦で4連勝となった。次節は29日に行われ、広島は敵地でセレッソ大阪、FC東京はホームでアルビレックス新潟と対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 1-2 FC東京

【得点者】
0-1 5分 中村帆高(FC東京
0-2 28分 安部柊斗(FC東京
1-2 38分 森島司(広島)

【スターティングメンバー】
広島(3-4-2-1)
大迫敬介;塩谷司、荒木隼人、佐々木翔;越道草太(62分 中野就斗)、野津田岳人(62分 エゼキエウ)、川村拓夢、東俊希(78分 ピエロス・ソティリウ);満田誠、森島司;ナッシム・ベン・カリファ(46分 ドウグラス・ヴィエイラ)

FC東京(4-2-3-1)
ヤクブ・スウォビィク;中村帆高(75分 長友佑都)、木本恭生、森重真人、徳元悠平(82分 エンリケ・トレヴィザン);小泉慶、松木玖生;仲川輝人(67分 バングーナガンデ佳史扶)、安部柊斗、渡邊凌磨(82分 東慶悟);ディエゴ・オリヴェイラ(75分 アダイウトン)


By サッカーキング編集部

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