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浦和が新・埼スタ初陣で4発勝利! 札幌との10人vs10人の戦い制す

2023.04.15

浦和と札幌が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第8節が15日に行われ、浦和レッズ北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 芝の張り替え工事を終えた“新・埼玉スタジアム2002”での今シーズン公式戦初戦。5戦無敗の浦和が2試合ぶりの白星を目指し、ペトロヴィッチ監督率いる札幌を迎え撃った。


 浦和は23分に決定機到来。フリーキックのこぼれ球を拾った大久保智明がゴールに向かうクロスを送ると、飛び込んだ岩尾憲は触れずボールはそのままゴールへ。しかし、相手GKク・ソンユンの好反応に阻まれた。対する札幌は28分、浅野雄也がペナルティエリア右でのドリブルから左足を振り抜いたが、ゴール左下を狙ったシュートは惜しくも枠を外れた。

 強度の高い攻防が続くなか、札幌は34分に退場者を出してしまう。中村桐耶がドリブルで抜け出そうとした興梠慎三を倒してしまい、決定的な得点機会の阻止(DOGSO)で一発退場となった。

 スコアレスで折り返すと、数的有利の浦和は68分に待望の先制点を獲得する。ペナルティエリア手前までボールを運んだアレクサンダー・ショルツは、一度右の関根貴大へ展開。関根が相手DFとGKの間に丁寧なグラウンダークロスを送ると、ショルツが左足で合わせてゴールへ押し込んだ。

 浦和は70分にも決定機。伊藤敦樹の浮き球パスに抜け出した興梠は相手DFに潰されたが、ルーズボールを関根が回収。関根が相手GKとの一対一を制してゴールネットを揺らした。しかし、伊藤がパスを出した時点で関根はオフサイドポジションにいたため、得点は取り消された。

 すると75分、浦和も退場者を出してしまう。ホセ・カンテが相手GKク・ソンユンに猛烈なチャージを仕掛け、最初はイエローカードが提示される。しかし、オンフィールドレビュー(OFR)で映像を確認した御厨貴文主審はカードの色を変え、残り時間は10人対10人の戦いとなった。

 83分、浦和にビッグチャンス到来。興梠のシュートが相手の腕に当たると、OFRで映像を確認した御厨主審は浦和のPKとジャッジ。キッカーを務めた興梠は相手GKの逆を突き、ホームチームがリードを広げた。

 札幌は88分に1点を返す。菅大輝がカットインから右足を振り抜くと、シュートは相手DFショルツに当たって軌道が変わり、ゴール右下へ吸い込まれた。

 しかし後半アディショナルタイムに浦和が札幌を突き放す。後半アディショナルタイム5分にダヴィド・モーベルグが相手DFのオウンゴールを誘うと、同8分にはマリウス・ホイブラーテンがセットプレーから記念すべきJ初ゴール。浦和は4-1でドラマチックな一戦を制した。

 浦和は2試合ぶり白星で今季5勝目、札幌は2試合ぶり黒星で今季3敗目となった。次節は23日に行われ、浦和は敵地で川崎フロンターレ、札幌はホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 4-1 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
1-0 68分 アレクサンダー・ショルツ(浦和)
2-0 83分 興梠慎三(浦和)
2-1 88分 菅大輝 (札幌)
3-1 90+5分 オウンゴール/田中駿汰(浦和)
4-1 90+8分 マリウス・ホイブラーテン(浦和)


By サッカーキング編集部

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