清水の新監督に就任した秋葉氏(写真は2021年11月のもの) [写真]=金田慎平
ゼ・リカルド監督との契約を双方合意の上で解除した清水エスパルスは3日、コーチを務めていた秋葉忠宏氏が監督に就任したことを発表した。また、併せて野口幸司氏がコーチに就任することも決定した。
現在47歳の秋葉氏は、現役時代にアルビレックス新潟や徳島ヴォルティスなど国内の複数クラブで活躍。2009年よりSC相模原の監督を務め、指導者キャリアをスタートさせた。水戸ホーリーホックのヘッドコーチ、ザスパクサツ群馬の監督、アンダーカテゴリーの日本代表でコーチを務め、2020年に水戸の監督に就任し、2022年に退任。今シーズンから清水でコーチを務めていた。
新監督に就任した秋葉氏は清水のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「エスパルスを支えていただいている全てのエスパルスファミリーの皆様。現在クラブはかつてない状況に陥っています。この窮地を乗り越えるためには、エスパルスを愛する全ての皆さんの力を集結し、より深い絆を築きあい、同じ方向を向いてこの困難を乗り越えていく必要があります。オリジナル10のエスパルスだからこそ達成可能であると確信していますし、そのために皆さんの力を貸してください。最後に皆んなで笑い合えるシーズンにしましょう」
また、現在52歳の野口氏は、現役時代に藤和不動産サッカー部、ベルマーレ平塚、川崎フロンターレ、名古屋グランパス、大宮アルディージャでプレー。その後、2015年から2022年8月まではアローレ八王子で監督兼アドバイザーを務めていた。清水のコーチに就任した野口氏は以下のようにコメントしている。
「このたび、新しくコーチに就任しました野口幸司と申します。最大限の努力をして、秋葉監督のために微力ながらサポートしていきたいと思います。これからよろしくお願いいたします」
By サッカーキング編集部
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