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磐田、今季初の無失点でリーグ戦3試合ぶり白星!…松本昌也&松原后のゴールで栃木を撃破

2023.03.29

磐田が栃木に2発完勝でリーグ戦3試合ぶりの白星

 明治安田生命J2リーグ第6節が29日に行われ、ジュビロ磐田栃木SCが対戦した。

 磐田のYBCルヴァンカップ参戦により、ミッドウィーク開催となった今回の一戦。1年でのJ1復帰を目指す磐田は、開幕からここまで1勝2分2敗といまひとつ波に乗り切れていない。本拠地でリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾り、浮上へのきっかけを掴みたいところだ。対する栃木は前節逆転で大宮アルディージャを下し、今シーズン初白星を手にした。今節は敵地でリーグ戦連勝を目指す。

 序盤に攻勢に出たのはホームの磐田。ボール保持率を高めつつ、サイド攻撃からシュートチャンスをうかがっていく。3分には左サイドを突破した松原后の折り返しにゴール前で後藤啓介が合わせたが、シュートは惜しくも枠の左へ。9分には再び左サイドを突破し敵陣ゴール前に侵入すると、最後はこぼれ球を拾った遠藤保仁がボックス手前からミドルシュートを放ったが、ボールは枠の上へ外れた。

 16分、左サイドの攻撃から磐田に先制点が生まれる。左サイドの深い位置に流れて起点を作った後藤が、ボックス内左にパスを送ると、これを受けた金子翔太がドリブルで粘って中央にグラウンダーで折り返す。ファーサイドに流れたボールを最後は走り込んだ松本昌也が押し込みネットを揺らした。松本昌也にとっては2試合連続ゴール、そしてホーム3試合連続ゴールとなった。

 その後も磐田が主導権を握ったままゲームが進んでいく。丁寧なビルドアップで敵陣内に侵入し、パス交換で相手守備陣を揺さぶり、ボックス内への侵入を試みる。31分には後方からのパスをドゥドゥがワンタッチで前線へ送り、相手DFの背後を取った後藤がボックス手前からゴールを狙ったが、シュートは相手GKにキャッチされた。栃木は45分、左CKから西谷優希のヘディングシュートを放ったが、惜しくも左ポストに嫌われ得点ならず。前半はこのまま磐田リードで終了した。

 迎えた後半、1点ビハインドの栃木が積極的な入りを見せる。ボールを握りながら敵陣内でのプレー時間を増やし、左右両サイドの幅を使った攻撃でシュートチャンスの創出を試みる。磐田は集中した守備対応で栃木の攻撃を凌ぎつつ、カウンターでチャンスをうかがっていく。すると65分、敵陣ボックス左角付近でボールを受けた松原が、中央にカットインし右足を一閃。ボールはクロスバーを叩いてゴールに吸い込まれた。磐田がリードを2点に広げる。

 その後、リードを広げた磐田は落ち着いたゲーム運びを見せる。サイドの幅を効果的に使ったパス回しで時計の針を進め、栃木に反撃の機会を与えない。なかなか相手バイタルエリアに侵入できない栃木は83分、途中出場の根本凌がDFラインの背後に抜け出し、ボックス内からのシュートでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

 試合を優位に進める磐田はその後もいくつか決定機を作り出すも、フィニッシュの精度を欠き追加点は奪えず。それでも栃木の反撃を許さず、2-0でゲームを締めくくり、リーグ戦3試合ぶり、公式戦5試合ぶりの勝利を手にした。対する栃木は連勝を逃し、リーグ戦3試合ぶりの黒星を喫している。次節、磐田は4月1日にアウェイで大分トリニータと、栃木は同2日にホームでザスパクサツ群馬と対戦する。

【スコア】
ジュビロ磐田 2-0 栃木SC

【得点者】
1-0 16分 松本昌也ジュビロ磐田
2-0 65分 松原后ジュビロ磐田

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