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ブラジル2部へ移籍の松岡大起が入団会見で決意「自分の価値を高めたい」

2023.03.25

海外移籍が決まった松岡 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 清水エスパルスからブラジル全国選手権2部セリエBのグレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍した松岡大起が24日(現地時間)、新天地のホームスタジアムに到着後、入団会見に臨んだ。現地メディア『Globo Esporte』とクラブの公式YouTubeが会見の様子を伝えている。

 松岡が到着すると、グレミオ・ノボリゾンチーノの旗と日本の国旗を手にしたサポーターや同チームの下部組織の選手などが、サンバのリズムに乗せて「松岡がやってきた」と歌い歓迎する場面も。


 本拠地での入団会見に臨んだ松岡は、冒頭ポルトガル語で「私の名前は松岡大起です。はじめまして」と語ると、隣に座っていたノボリゾンチーノのジェニウソン・ダ・ロシャ・サントス会長は笑みを浮かべた。

 会見で松岡は「まずは自分の気持ちの強さだったりを、しっかりピッチの中で出していくとともに、自分はこういう選手なのだというのを街全体に見せたい」と意気込みを語った。

 また、現地記者に移籍の理由を問われた松岡は「ブラジル人選手は個の能力が高い。清水エスパルスにも能力が高いブラジル人選手がいる。そういったレベルの高い選手たちとプレーしてもっと自分の価値を高めたいと思った」とコメント。さらに松岡は「日本人がブラジルのリーグで活躍する例は多くないが、自分がこのノボリゾンチーノで、その道を作っていけるようにやっていきたい」と付け加えた。

 クラブの会長は「ダイキ(松岡)は技術的、そしてプロサッカー選手としての専門的な分析が行われた結果、ここにいると」と語り、あくまで戦力として松岡を獲得したことを強調した。

 そして、会見の締めに松岡がオブリガード(ありがとうを意味するポルトガル語)と言うと、会場から温かい笑い声と拍手が上がった。

 松岡は登録の関係上、現在開催中のサンパウロ州選手権A2でのプレーはできないが、4月中旬開幕のブラジル全国選手権セリエBではプレーできる見込みとなっている。

By サッカーキング編集部

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