G大阪戦で2得点を挙げた神戸DF酒井高徳 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第3節が3日と4日に行われた。
横浜F・マリノスはホームでサンフレッチェ広島と対戦。4分に広島の先制を許したものの、横浜FMは19分に追いつき、同点で折り返す。75分にホームチームは永戸勝也が一発退場となって数的不利となる。残り時間でお互いに得点は生まれず、1-1のドローに終わった。昨季王者の横浜FMは開幕3連勝を逃し、昨季3位の広島は開幕3戦未勝利に。
川崎フロンターレは昨季シーズンダブルを食らった湘南ベルマーレと対戦。64分に湘南の先制を許したものの、81分に瀬川祐輔の“恩返し弾”で追いつき、1-1で引き分けた。
ヴィッセル神戸はガンバ大阪とホームで対戦。3分に大迫勇也の2試合連続ゴールで先制すると、後半開始早々に酒井高徳がリードを広げる。さらに武藤嘉紀の今季初ゴール、酒井のこの試合2点目も生まれ、神戸は4-0の完勝で開幕3連勝を達成した。
連勝スタートの名古屋グランパスは、敵地でサガン鳥栖と対戦。83分にセットプレーから鳥栖の先制を許し、名古屋は0-1の敗戦で開幕3連勝を逃した。鳥栖は今季初勝利となった。
2008年以来の連敗スタートとなった浦和レッズは、20年ぶりに『浦和駒場スタジアム』でのホーム開幕戦にセレッソ大阪を迎え撃った。33分にオウンゴールで先制を許したものの、61分にアレクサンダー・ショルツのPK成功で同点に。82分に途中出場の安居海渡がプロ初ゴールを挙げて逆転し、待望の今季初勝利を収めた。逆転負けを喫したC大阪は2連敗で3戦未勝利となった。
京都サンガF.C.は川﨑颯太とパトリックの得点でFC東京を撃破。京都は今季初勝利を挙げ、FC東京は今季初黒星となった。
敵地で横浜FCと対戦した鹿島アントラーズは、開始9分に藤井智也のゴールで先制。24分にPKを与えて小川航基の同点ゴールを許したものの、38分にオウンゴールで勝ち越しに成功する。試合終了間際にアルトゥール・カイキがダメ押しの追加点を挙げた鹿島は、3-1の勝利で今季2勝目となった。
アルビレックス新潟と北海道コンサドーレ札幌は、2-2で打ち合いドローに終わった。17分に札幌の青木亮太が先制ゴールを生み出したものの、20分に新潟の伊藤涼太郎が巧みなミドルシュートで試合を振り出しに戻す。さらに前半終了間際、新潟はセットプレーの流れから太田修介が逆転ゴールをもたらす。しかし79分、札幌の浅野雄也が見事なコントロールショットをゴール左上へと流し込み、両者勝ち点「1」ずつを分け合う結果に終わった。
柏レイソルをホームに迎えたアビスパ福岡は、試合終盤の87分に相手GK佐々木雅士のミスからルキアンが先制点をマーク。福岡は2連勝を収め、柏は3戦未勝利となった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第3節
▼3月3日(金)
横浜F・マリノス 1-1 サンフレッチェ広島
▼3月4日(土)
川崎フロンターレ 1-1 湘南ベルマーレ
横浜FC 1-3 鹿島アントラーズ
アルビレックス新潟 2-2 北海道コンサドーレ札幌
京都サンガF.C. 2-0 FC東京
ヴィッセル神戸 4-0 ガンバ大阪
浦和レッズ 2-1 セレッソ大阪
アビスパ福岡 1-0 柏レイソル
サガン鳥栖 1-0 名古屋グランパス
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(9/+7)
2位 横浜FM(7/+3)
3位 鹿島(6/+3)
4位 福岡(6/+1)
5位 名古屋(6/+1)
6位 湘南(5/+4)
7位 新潟(5/+1)
8位 川崎F(4/0)
9位 FC東京(4/0)
10位 鳥栖(4/-3)
11位 京都(3/-1)
12位 浦和(3/-3)
13位 柏(2/-1)
14位 広島(2/-1)
15位 札幌(2/-2)
16位 G大阪(2/-4)
17位 C大阪(1/-2)
18位 横浜FC(1/-3)
■第4節の対戦カード
▼3月11日(土)
14:00 新潟 vs 川崎F
14:00 神戸 vs 浦和
▼3月12日(日)
14:00 C大阪 vs 鳥栖
15:00 札幌 vs 横浜FM
15:00 鹿島 vs 福岡
15:00 柏 vs 名古屋
15:00 FC東京 vs 横浜FC
15:00 湘南 vs 京都
16:00 G大阪 vs 広島
By サッカーキング編集部
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