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JリーグがU-21選手出場施策を再導入…ルヴァン杯では先発義務、J2・J3では奨励金

2023.02.08

2022シーズンのカップ戦王者サンフレッチェ広島 [写真]=Photoraid

 Jリーグが、U-21選手の出場施策を2023シーズンより再導入することを決定した。8日に発表した。

 JリーグYBCルヴァンカップにおける「先発出場義務ルール」、明治安田生命J2リーグとJ3リーグにおける「出場奨励金ルール」が復活する。新型コロナウイルス感染拡大が各クラブのチーム編成に与える影響に鑑み、2020シーズンから適用が見送られていた。


 ルヴァン杯においては、特別な場合を除き、「当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手を1名以上先発出場させる」ことが義務付けられる。一方、J2リーグとJ3リーグでは、若手に一定の出場時間を与えた場合、1クラブあたり300万円の奨励金が支払われる。

■ルヴァンカップにおけるU-21選手の先発出場義務ルール

①当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手を1名以上先発出場させる(決勝含む)
※特別指定選手、第2種TOP可選手含む
※2023シーズンの場合:2002年1月1日以降生まれが対象

②ただし、次の場合は出場義務を負わない
(1)対象選手1名以上が代表試合または代表活動(A代表、またはU-19以上のカテゴリーに限る)に招集されている場合。ただし、本大会の各試合開始前に、中2日以上の期間をもって帰国した場合、当該各試合については出場義務を負うものとする
(2)対象選手が試合エントリー後のケガ等のやむを得ない理由により出場ができない場合

【本規定が守られない場合の罰則】
規律委員会で処分等を決定する

■J2・J3リーグにおけるU-21選手の出場奨励金ルール

【概要】
下記の条件を満たしたクラブに対し、奨励金を支払う

【金額】
J2:1クラブあたり300万円
J3:1クラブあたり300万円

【基準値】
J2:年間3780分以上(90分×42試合)
J3:年間37420分以上(90分×38試合)

【対象大会】
リーグ戦のみ
※AFCチャンピオンズリーグ、FUJIFILM SUPER CUP、ルヴァンカップ、J1昇格プレーオフ、J3・JFL入替戦は含まない

【対象選手】
当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手
※特別指定選手、第2種TOP可含む
※2023シーズンの場合:2002年1月1日以降生まれが対象

【その他】
GKの出場時間は2倍換算する
シーズンを通して実施する施策のため、代表招集や怪我等の個別事象に対しての特別措置は設けない

By サッカーキング編集部

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