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神戸MF郷家友太、仙台への完全移籍が決定「決断は簡単ではなかった」

2022.12.12

移籍が決定した郷家友太 [写真]=兼子愼一郎

 ヴィッセル神戸に所属するMF郷家友太が、ベガルタ仙台へ完全移籍することが決定した。12日、両クラブが発表している。

 1999年生まれで現在23歳の郷家は宮城県多賀城市出身。ベガルタ仙台ジュニアユース、青森山田高校を経て、2018年に神戸に加入した。在籍5年でJ1リーグでは108試合出場10得点、カップ戦では15試合出場1得点、天皇杯では11試合出場、ACLでは12試合出場2得点を記録。今シーズンはJ1リーグで18試合、カップ戦で1試合、天皇杯で4試合に出場した。


 移籍が決定した郷家は神戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「移籍することを決めました。大好きな神戸の人や街にお別れをする決断は、簡単ではなかったです。嬉しかったことも楽しかったことも悔しかったことも全てここ神戸で味わいました。色々なことを学ばせてくれたヴィッセル神戸のコーチングスタッフ、いつも練習で刺激をくださったチームメイトの皆さん、本当にありがとうございます」

「そして、僕が神戸に来てから離れるまで熱い熱い応援で背中を押してくれたり、時には自分の子供のように優しく見守ってくださったファン、サポーターに感謝の気持ちと大好きで溢れています。ACLや出場したリーグ戦120試合、その他カップ戦1試合1試合が宝物です。勝利後のスタジアムで歌うことは、何よりもモチベーションであり、楽しみでした。まだまだ伝えたいことはありますが、広報の方に長いと言われそうなのでこのくらいにしときます。最後になりますが、5年間で沢山の愛情を受け取らせていただきました。僕もヴィッセル神戸も新たな船出ということで寂しいですが、本当にありがとうございました」

 また、加入する仙台のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

ヴィッセル神戸から移籍してきました郷家友太です。まずはベガルタ仙台に加入できたことをうれしく思います。自分の試合が終わり、急いでユアスタに向かって全力で応援したこと、満員のファン、サポーターの中に加わりカントリーロードやAURAを歌ったこと、当時の選手たちからサッカーの楽しさを教わり、感動していたことを今でも覚えています。お話をいただいた時に、クラブの目標やプランに魅力を強く感じ、自分もこのチームの力になりたいと思い、決断しました。ベガルタゴールドに染まった満員のユアスタでプレーしたい、勝ちたいという思いが強かったのも理由のひとつです。カントリーロードで始まり、AURAで終わるそんな日を楽しみにしています。これから応援よろしくお願いします」

By サッカーキング編集部

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