9度のリーグ・アン優勝に加え、フランスで唯一、チャンピオンズリーグを制覇したことのあるクラブ――マルセイユ。フランスで全国区の人気を誇り、熱狂的なサポーターを擁するこのクラブで、酒井宏樹は愛された。
プロデビューを飾ったのは、2010年。J2を戦っていた柏レイソルで公式戦初出場を飾った。目立つことを嫌う“慎ましい”一人の青年に過ぎなかった酒井は、それからおよそ10年の間に様々な選手と出会い、ライバルと切磋琢磨し、挫折と成長を繰り返しながら“強さ”を育んできた。
日本を代表するサイドバックとして、今なお最前線で戦い続ける酒井宏樹。本人への取材をもとにそのキャリアを漫画化。「めちゃコミック」が独占配信している。
「めちゃコミック」で『強く、慎ましく 〜酒井宏樹物語〜』を読む
＜各話のあらすじ＞
■第1話 序章
Jリーグデビューを飾った2010年、チームはJ2優勝を果たすも、酒井自身は9試合出場と消化不良に終わった。しかし、翌シーズン、あるチームメイトとのコンビネーションが確立されると…。
■第2話 ブラジルのエース
2011年にJ1優勝を果たしたことで、クラブワールドカップへ出場することになった酒井。後に何度も対戦することになるブラジルのエースと対峙することに。圧倒的な力の差を見せつけられるも…。
■第3話 ドイツでの調整
柏レイソルでの活躍が認められ、酒井はドイツのハノーファーへ移籍した。4シーズンを過ごし経験を重ねるなかで、心身ともに成長を遂げる。そして15-16シーズン終了後、あるクラブからオファーが届く…。
■第4話 ビッグクラブからのオファー
フランスを代表するビッグクラブ・マルセイユに加入した酒井は、チームメイトにも恵まれ、着々とディフェンダーとしての能力と自身を身につけていく。そして訪れた“ル・クラスィク”で、再びあの男と対峙する…。
■第5話 成長
世界に名だたる選手を擁するパリ・サンジェルマンとの“ル・クラスィク”はまさに激闘となった。死闘を終えたチームは結局、シーズンを5位で終える。そして酒井は日本代表としてロシアの地へ向かう。
■第6話 ロシア・ワールドカップ
決勝トーナメント進出を決めた日本代表は、ラウンド16で強豪ベルギーと相まみえることに。下馬評を覆し2点のリードを奪うも、酒井はピッチ上である違和感を覚える。
■第7話 サッカーが好きだ
マルセイユからの退団を発表すると、その夏、オーバーエイジとしてオリンピックの舞台に立った酒井。グループリーグ3戦目では、“親友”との再会を果たす。
By サッカーキング編集部
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