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FC東京、在籍6年目のGK林彰洋との契約満了を発表「唯一の心残りは…」

2022.11.04

FC東京は4日、GK林彰洋との契約満了を発表(写真は2020年) [写真]=Getty Images

 FC東京は4日、GK林彰洋が契約満了に伴い今シーズン限りで退団することを発表した。

 1987年5月7日生まれの林は現在35歳。流通経済大学からプリマス・アーガイルFC(イングランド)とROCシャルルロワ(ベルギー)を経て、2012年に清水エスパルスへと移籍した。初年度から公式戦29試合に出場した同選手は、翌2013年夏からプレーしたサガン鳥栖を挟み、2017年にFC東京に加入。2019シーズンには明治安田生命J1リーグ全試合に出場するなどFC東京の“守護神”として君臨していたものの、2021シーズン以降はケガの影響もあり出場機会が訪れていなかった。 


 林は6シーズンに渡って在籍したFC東京退団に際し、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

「今シーズンをもって退団することになりました。まず、今日までのこの2年間はファン・サポーターの方に一番感謝を伝えたいです。FC東京には6年間という長い期間在籍させていただきました。特にこの2年間は僕がサッカー選手としての価値が無い、正直そういう状況であったのにも関わらず、多くのファン・サポーターの方から励ましのコメントや、気にかけていただくコメントをいただき、本当に助けられました。言葉で言い表すことができないくらい感謝しています。それがこの2年間の想いです。同時にやはり、支えていただいた方々への感謝を結果として残したい、見せられるような準備をしたいと常日頃から思っていました。それはピッチに戻ってきてやれている姿を見せられることだと思っています。
東京のピッチに戻ることは中々難しい状況でかなわなかった部分はあるのですが、自分のなかでは試合に絡むことができないその想いが僕のバイタリティであり、逆境魂を常に持って、このプロの世界を生きてきたようなものなので、やっぱりその魂は消えていないと自分の中では思っていて、また新たな環境でチャレンジをしてFC東京というチームには林がいたという記憶に戻ってくるような活躍をしたいと思っています」

「唯一の心残りは、やはりFC東京にきてリーグ優勝をすること、それが目標であり、掲げ続けた課題ではあったので、それが達成ができずにこのチームを離れてしまうことが心残りです。 ただ、この残りサッカー人生にもう一花、二花咲かせられるように感謝の気持ちを持って、どのチームでも達成できるようにやっていければと思います。また会いましょう。ありがとうございました」


By サッカーキング編集部

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