J1復帰を目指す仙台、GK杉本大地＆DF若狭大志との契約延長を発表

　ベガルタ仙台は3日、GK杉本大地とDF若狭大志と2023シーズンの契約を更新したことを発表した。

　1993年7月15日生まれの杉本は現在29歳。京都サンガF.C.の育成組織出身で2012年にトップチーム昇格した。その後は徳島ヴォルティスと横浜F・マリノス、ジュビロ磐田を経て、2022年にベガルタ仙台に加入。今シーズンの明治安田生命J2リーグ15試合に出場している。

　杉本はベガルタ仙台との契約延長に際し、クラブ公式サイトで胸中を明かした。

「1年間熱い応援ありがとうございました。引き続き、ベガルタ仙台でプレーさせていただくこととなりました。今シーズンはクラブに関わるすべての人たちの期待に応えることができず、本当に申し訳なく思っています。来シーズンこそ目標であるJ1昇格を掴み取るため、泥臭く愚直に目の前の1試合の勝利にこだわり、全身全霊を注いで戦う覚悟です。共に戦いましょう」

　1989年7月24日生まれの若狭は現在33歳。2012年に東洋大学から大分トリニータへと入団すると、同シーズンにプロデビューを飾った。その後はジェフユナイテッド千葉を経て、2018シーズンに東京ヴェルディに加入。2021シーズンの明治安田生命J2リーグでは41試合に出場するなど、守備の要として地位を築いた。今シーズンからは、ベガルタ仙台へと活躍の場を移した若狭はJ2リーグ26試合に出場し1ゴールを記録している。

　若狭はベガルタ仙台との契約延長に際し、クラブ公式サイトで意気込みを残している。

「1年間共に戦っていただき、ありがとうございました。ホーム、アウェー関わらず、駆けつけてくれたみなさまからの声援はとても力になりました。感謝の気持ちを忘れず、目標達成するために1試合１試合を全力で戦います。来シーズンも、みんなでいつも明るく笑顔で前へ進んでいきましょう。2023シーズンも応援よろしくお願いいたします」