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仙台、伊藤彰監督の来季続投を発表「今回味わった悔しさを原動力に…」

2022.10.24

 ベガルタ仙台は24日、伊藤彰監督と協議の上、2023シーズンも引き続き指揮を執ることで合意し、同監督の続投が決定したことを発表した。

 現在50歳の伊藤氏は、現役時代に川崎フロンターレや大宮アルディージャなどでプレー。引退後は、大宮アルディージャの育成組織で指導者キャリアをスタートさせると、2017年に大宮のトップチームの監督に就任した。2019年から3シーズンに渡ってヴァンフォーレ甲府で指揮した後、2022年にジュビロ磐田の監督に就任したが、8月に成績不振を理由に契約解除となった。その後、9月に仙台の指揮官に就任した。


 今シーズンの仙台は1年でのJ1復帰を目指していたものの、徐々に成績は低迷し、9月6日付けで原崎政人前監督を解任。後任として伊藤監督を招へいしたものの、8試合で2勝2分け4敗に終わり、最終順位は7位で終了。昇格プレーオフ出場を逃し、来シーズンもJ2リーグで戦うことが決定した。

 来季続投が決定した伊藤監督は仙台のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「今シーズンもクラブへの多大なるご支援、ご声援ありがとうございました。1年でのJ1復帰という大きな目標に向け、シーズン途中で就任し、みなさまと共に戦ってまいりましたが、最終節で勝ち点1の差でプレーオフ進出を逃し、目標を果たすことができず、非常に悔しく思っております。前半戦には昇格争いを演じながらも、秋以降に崩れてしまった精神的弱さを来シーズンは払拭し、今回味わった悔しさを原動力にクラブ、ファン、サポーター、スポンサーのみなさまと2023シーズンのJ2優勝というただひとつの目的に向かって、共に戦ってまいりたいと思います。引き続き、ベガルタ仙台への温かいご支援、ご声援よろしくお願いいたします」

 また、伊藤監督の来季続投決定に際し、佐々木知廣代表取締役社長は以下のようにコメントしている。

「2023シーズンのトップチームの指揮を伊藤彰監督に継続して託すこととしました。伊藤監督は、ベガルタ仙台に関わるすべての人々の想いを力に変え、ALL VEGALTAで勝利をつかむため、チーム力を磨き、積み上げていってくれるものと期待しています。今季逃したJ1復帰、昇格を達成するため、今日からスタートを切ります。ファン・サポーターのみなさま、引き続き応援をよろしくお願いいたします」

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