レッジーナ時代の中村俊輔(2003年)[写真]=Getty Images
セリエBのレッジーナがクラブ公式ツイッターにて、2022シーズン限りでの現役引退を発表した元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)にメッセージを贈った。
国内外の様々なクラブ、そして日本代表の司令塔として長く活躍してきた中村俊輔。18日、現在の所属クラブである横浜FCが2022シーズン限りでの現役引退を発表。約26年間にわたる選手キャリアに幕を下ろすこととなった。
すると、同選手がかつて3年間に渡ってプレーした古巣レッジーナが現地時間17日にクラブの公式Twitter(@Reggina_1914)を更新。背番号「10」のユニフォームを着てプレーする中村俊輔の画像とともに、次のようなメッセージを公開している。
「背番号『10』にしか出来ないような、ボールを操りながら踊る君の姿を見た。まるでPKであるかのようにFKを蹴る君の姿を見た。日出ずる国からレッジョ・カラブリアの太陽の下へとファンを導き、真っ直ぐに連なる普通では考えられないような行列を作り出した君の姿を見た」
「今日、偉大な旅が終わりを迎えようとしている。長く、そして熱狂的な旅。ごく限られた者にしか経験できないような旅だった。私たちの人生の中にある小さな1ページが閉じようとしている名残惜しさは、かつてこの地で歌われていたチャントによって打ち消されていく」
「”ブラジル人ではないのに、なんてゴールを決めるんだ! レッジョで君はすでにアイドルだ! ナカムラ”」
中村俊輔は2002年7月に当時セリエAだったレッジーナに加入。その後2005年7月にセルティックに移籍するまで、約3年間に渡ってプレーした。同クラブでは公式戦87試合に出場し12ゴール4アシストという成績を残した。
※記事中に誤字がありましたので訂正いたしました。(10月18日・17時50分)
By サッカーキング編集部
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