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残留争いの大一番は神戸が制す! 小林祐希の神戸加入後初ゴールで残留に向けて大きな1勝

2022.10.01

神戸が残留争いの大一番を制す [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第31節が1日に行われ、アビスパ福岡ヴィッセル神戸が対戦した。

 今節同時にキックオフを迎える15位湘南ベルマーレと共に勝ち点「31」で並ぶ両チーム。福岡は前節9試合ぶりの勝利を掴み、長いトンネルを脱出。7月以来約3ヶ月ぶりの連勝はなるか。神戸はホームゲームで2連勝を飾り、前節終了時点で13位に浮上し、今節は3連勝で少しでも降格圏から遠ざかりたいところ。残留を争う両チームの行方は果たして。


 8分、神戸がファーストチャンスを迎える。右サイドから攻撃を展開し、武藤嘉紀のキープから、最後は大迫勇也が左足で狙う。一方で福岡は18分にチャンス。縦パスを受けた山岸祐也がシュートを打ち、それのこぼれを前嶋洋太がシュートするも、相手DF陣にブロックされた。

 21分、神戸が先制。GK飯倉大樹のロングフィードを大迫が収め、左サイドで汰木康也が受けるとゴール前へクロス。これを背番号「49」の小林祐希がヘッドで突き刺し、先制点をゲット。なお、小林祐希は神戸加入後初ゴールとなった。

 36分、福岡はテンポの良いパス回しから、左サイドへ。金森健志が右足で巻いて狙うも、DF菊池流帆が身体を張ってブロックし、得点を許さない。

 前半はこのまま終了。神戸が1点リードで残留争いの直接対決を折り返す。

 59分、福岡にビッグチャンス。ドウグラス・グローリの正確なロングフィードが、抜け出したルキアンへ。ループで狙ったが、シュートは僅かに枠の上へ外れた。68分にも左サイドのクロスから、金森がバックヘッドでゴールを強襲するが、ゴールの右へ外れてしまった。

 72分、押し込まれていた神戸にもチャンス。右サイドからのCKを大迫が頭で合わせるも、シュートは僅かに右へ。追加点を挙げられず。

 終盤には両者攻め合う展開に。76分は福岡。右サイドからクロスがあがると、途中出場のジョン・マリが頭で合わせるが、シュートは力なくGK飯倉の正面をついた。83分には神戸の途中出場、佐々木大樹が抜け出してチャンスを迎えるが、揺らしたのはサイドネット。直後には福岡も再びジョン・マリがヘッドでゴールに迫るが、GK飯倉が正面で落ち着いてキャッチした。

 試合はこのまま終了。神戸が3連勝を飾り、勝ち点「34」に到達。順位も12位に浮上した。

 次節、福岡はアウェーで北海道コンサドーレ札幌と対戦。神戸はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
アビスパ福岡 0-1 ヴィッセル神戸

【得点者】
21分 0-1 小林祐希(神戸)

【スターティングメンバー】
(福岡)(4-4-2)
村上昌謙(GK);前嶋洋太(84分→湯澤聖人)、ドウグラス・グローリ、宮大樹、志知孝明;ジョルディ・クルークス(84分→三國ケネディエブス)、中村駿、前寛之、金森健志(69分→田邉草民);ルキアン(75分→ジョン・マリ)、山岸祐也(75分→フアンマ・デルガド)

(神戸)(4-3-3)
飯倉大樹(GK);山川哲史、菊池流帆、小林友希、酒井高徳;大﨑玲央、山口蛍、小林祐希(80分→佐々木大樹);武藤嘉紀(85分→槙野智章)、大迫勇也、汰木康也(66分→小田裕太郎)

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