中止となっていた長崎vs栃木の代替日が決定…9月21日の水曜開催に

　Jリーグは9月2日、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていた明治安田生命J2リーグ第33節の「V・ファーレン長崎vs栃木SC」について、代替開催日が決定したことを発表した。

　この一戦は元々8月27日（土）に開催が予定されていたものの、長崎のトップチーム選手・スタッフ複数名から断続的に陽性者が出ていたこと、加えてケガ等で出場が困難な選手も複数名いたことから、試合へのエントリー可能人数が規定である13名以上を充足できないことが明らかに。開催予定日2日前の25日付で、中止が発表されていた。

　今回の発表により、長崎と栃木の一戦は9月21日（水）の開催で確定した。会場は以前と変わらず「トランスコスモススタジアム長崎」に決定している。

　なお、チケットの取り扱いについてもアナウンスされており、中止となった8月27日開催分の有料チケットはすべて払い戻しの対象となる。9月21日開催の試合を観戦するには、別途チケットの購入が必要だ。払い戻し期間は10月6日から10月31日まで。チケットの購入先によって払い戻し方法が異なっており、詳細は長崎のクラブ公式HPに記載されている。

　今シーズン、長崎は明治安田生命J2リーグで現在31試合を消化。勝ち点「47」を積み上げ、現在は暫定8位に付けている。J1参入プレーオフ出場圏内である暫定6位のFC町田ゼルビアとは勝ち点差「2」となっているが、長崎は2試合未消化のため、それらの結果次第では一気に5位まで浮上できるチャンスが残っている。昇格に向けて、栃木との一戦は非常に重要だ。一方、栃木は32試合を消化した段階で勝ち点「38」を獲得。順位は15位となっている。1試合未消化ながら降格圏とは勝ち点差「8」をつけており、長崎と一戦を制して、上位浮上のきっかけを掴みたい。