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「率直に悔しい」 酒井宏樹、浦和の一員としてPSGと再戦…エンバペは「他の選手とレベルが違う」

2022.07.23

[写真]=兼子愼一郎

『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』第2戦が23日に行われ、パリ・サンジェルマン浦和レッズが対戦した。試合は3対0でPSGが勝利を収め、日本ツアー2連勝を飾っている。

 浦和に所属する日本代表DF酒井宏樹は前半45分出場した。酒井が計5シーズン在籍したマルセイユとPSGの対戦は“ル・クラスィク(フランス・ダービー)”と呼ばれ、酒井も幾度となく激しいマッチアップを繰り広げてきた。今回は浦和の一員として相対したが、0対3と完敗。「日本でパリと対戦するとは思わなかったですし、楽しめるかなと思いましたけど、率直に悔しい」と振り返った。


 中でも注目はフランス代表FWキリアン・エンバペとのマッチアップだ。PSGはクリストフ・ガルティエ新監督のもと、『3-4-1-2』の布陣にトライ中。エンバペは2トップの一角に入り、主に左サイドを主戦場にプレーした。35分にはエンバペがファーストタッチから一気に加速してペナルティエリア左の深い位置に侵入。GK西川周作のニアの肩口を抜いてゴールに突き刺した。「エンバペは他の選手とレベルが違う」と酒井。「これまではダービーという緊張感もあった中、今日は初めてリラックスした状態で対戦しましたけど、ドリブルの緩急だったり30%から100%に加速する」と舌を巻いた。

 結果は敗戦となったものの「この悔しさをいまだに感じることができるのは、選手として全力を出せているからこそ。そこを再確認できたことは嬉しかった」と酒井は前を向いた。

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