Jリーグは23日、同日18時キックオフ予定だった明治安田生命J2リーグ第28節水戸ホーリーホックvs大分トリニータの一戦が新型コロナウイルス感染症の影響で試合中止となったことを発表した。
水戸では今週トップチームの選手複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたが、21日には現在療養中の選手・スタッフを除いたメンバーで抗原定性検査を行い、陰性が確認できたメンバーのみでチーム活動を再開。大分戦はエントリー可能メンバーが13名以上を充足できることから、通常通り開催予定であることが発表されていた。
しかし、毎日スクリーニング検査を実施しながら、陰性を確認したメンバーで練習を再開したものの、22日のトレーニング後にケガ等でプレーができない者を除き、エントリー可能な人数が、規定の13名以上を充足できないこととなり、試合実施要項に定めるエントリー要件を満たせないことから、Jリーグ規約第62条に基づき、チェアマンにより試合の中止が決定した。
なお、代替日や中止チケットの取り扱いなどについては決定次第改めて発表される。
水戸はクラブ公式サイトを通じ、「この度の試合中止に際し、大分トリニータのクラブ関係者の皆さま、両クラブ、ファン・サポーターの皆さまにお詫び申し上げます」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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