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タイのメッシが“本家”と対峙! チャナティップ「相変わらずうまかった。その一言です」

2022.07.21

PSG戦にスタメン出場したチャナティップ [写真]=金田慎平

 川崎フロンターレは20日、『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、1-2で敗れた。試合後、川崎Fのタイ代表MFチャナティップがメディア対応に応じた。

 スタメンとしてピッチに立ったチャナティップは、56分までインサイドハーフの位置で躍動。攻撃時に時間を作る判断、守備から攻撃へのスイッチを入れるプレーなどが目立った。相手ウイングバックの裏への配球なども狙っており、徐々に川崎Fのスタイルにフィットしてきたことが感じられている。


 試合の感想について「世界のスーパースターと一緒にできたことはいい経験になりました」と話した“タイのメッシ”は、この試合で“本家”のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと対峙した。32分にはメッシが元韓国代表GKチョン・ソンリョンをかわし、右足でシュートを放ったものの、チャナティップがライン上でクリア。川崎Fをピンチから救った。

 チャナティップはメッシについて「9年前に一緒にやったことがありますが、相変わらずうまかったです。その一言です」と話し、憧れの存在と同じピッチで対戦できた喜びを語っている。

「ピッチで何度か対峙しましたが、ボールを見なくても察知能力が感じられるプレーがすごく多かった。自分が取りに行こうとしても、取れなかったことが悔しかったですけど、しょうがないですね」

 続けて、チャナティップはメッシとのユニフォーム交換を約束していたこと明かした。しかし、「そこ(ミックスゾーンの手前)で会った時に持っていなかったので(笑)。ルール的にダメだったかもしれないです。残念でした」と発言。「試合後は話ができなかったのですが。さっきそこで待っていて、出てきました。ちょっと会話して、写真を撮り忘れたのが悔やまれます(笑)」と笑顔で話していた。

 ピッチ内での話に移ると、チャナティップは「スーパースターの選手、上手い選手と対戦できたことは、きっと今後のJリーグでも生かせると思います」と話す。それでも、「このクラブには自分たちのスタイルがある。まずは自分たちのスタイルを大事にして、監督の戦術を優先してやっていきたいです」と、まずは“フロンターレらしさ”を追い求める考えを示した。

 憧れのメッシだけでなく世界のスーパースターと対峙した経験はどのように次戦へと繋がるのか。川崎Fは30日、明治安田生命J1リーグ第23節で浦和レッズと対戦する予定だ。“タイのメッシ”のプレーにも注目したい。

By サッカーキング編集部

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