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“競技規則適用ミス”の山形vs岡山、11分の間接FKからの「再開試合」に…試合日は調整中

2022.05.31

 Jリーグは31日、明治安田生命J2リーグ第8節モンテディオ山形vsファジアーノ岡山について、再開試合の開催概要を発表した。

 同試合は4月3日に行われ、前半10分過ぎに山形のバックパスが無人のゴールに入る寸前でGK後藤雅明が手でかき出した際に、清水修平主審がレッドカードを提示して後藤は一発退場。岡山には間接FKが与えられ、この場面で得点は生まれなかったが、10人となった山形相手に岡山が後半のアディショナルタイムに得点を奪って勝利を収めていた。


 しかし、『サッカー競技規則』の『第12条ファウルと不正行為』には、「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」と記載されている。Jリーグは、「当該試合は競技規則の適用ミスによって、山形は約80分間にわたって一人少ない状態で試合を行うことになり、試合の結果に重大な影響を及ぼし得た」と判断し、再試合の開催を決定していた。

 試合は、前半11分の岡山の間接フリーキックからの「再開試合」となることが決定した。出場・エントリーメンバーの制限は設けられず、出場・エントリー選手を変更する場合は、交代枠を使用したとみなされない。また、公式記録の扱いについては、競技規則の適用ミス前は有効、適用ミス後は無効となる。なお、試合日は調整中。

■再開試合の開催概要
▼試合日
調整中

▼『再試合』か『再開試合』か
前半11分(11:00~)の岡山の間接フリーキックからの再開試合

▼出場・エントリーメンバーの制限
制限を設けない

▼交代人数・回数
出場・エントリー選手を変更する場合は、交代枠を使用したとみなさない

▼無効部分の公式記録の扱い
競技規則の適用ミス前の記録は有効。適用ミス後は無効

By サッカーキング編集部

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