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大津祐樹が2分間で2発! 磐田が名古屋に逆転勝利で今季ホーム初白星

2022.04.28

[写真]=Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第10節が28日に行われ、ジュビロ磐田名古屋グランパスが対戦した。

 お互いにリーグ戦で波に乗り切れず、磐田は6戦未勝利、名古屋は3戦未勝利で迎えた一戦。ただ、ともに23日に行われたJリーグYBCルヴァンカップでは勝利を収めており、3年ぶりの“東海ダービー”を浮上のキッカケとしたい。


 磐田は11分に決定機。右コーナーキックから遠藤保仁がアウトスイングのボールを供給し、リカルド・グラッサが頭で合わせる。シュートはネットを揺らしたが、相手GKランゲラックの前に立っていた大森晃太郎のオフサイドを取られて得点は認められない。

 試合の均衡が破れたのは43分、アウェイの名古屋が先制する。レオ・シルバが絶妙なスルーパスをペナルティエリア右へと通し、古巣対戦の森下龍矢が抜け出す。飛び出してきた相手GKアレクセイ・コシェレフよりも一足早くボールに触って折り返し、ボックス中央のマテウス・カストロが無人のゴールへと流し込んだ。

 ビハインドで折り返した磐田は、公式戦2試合連続ゴール中のファビアン・ゴンザレスをハーフタイムに投入。53分にそのF・ゴンザレスが名古屋のゴールを脅かす。敵陣中央でフリーキックを獲得し、遠藤がゴール前に柔らかい浮き球を供給。F・ゴンサレスが頭で合わせたが、枠を捉えていたシュートは相手GKランゲラックのファインセーブに阻まれた。

 磐田は大津祐樹やジャーメイン良らも投入して攻勢を強めると、84分に待望の同点弾を獲得する。左CKから遠藤がニアに浮き球を送ると、大津が頭で合わせる。ボールは左のポストにも当たってゴールに吸い込まれた。

 するとその1分後、磐田が逆転に成功する。ペナルティエリア手前でこぼれ球を拾った大津が右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たって軌道が若干変化。ランゲラックは反応しきれず、ボールはネットを揺らした。

 試合はこのまま終了し、終盤に大津が挙げた2得点で逆転した磐田が2-1で勝利した。磐田はホーム初勝利がリーグ戦7試合ぶり白星となり、今季2勝目を挙げた。名古屋はリーグ戦3試合ぶりの黒星で4戦未勝利となった。

 次節は5月3日に行われ、磐田はアウェイで鹿島アントラーズ、名古屋はホームで京都サンガF.C.と対戦する。

【スコア】
ジュビロ磐田 2-1 名古屋グランパス

【得点者】
0-1 43分 マテウス・カストロ(名古屋)
1-1 84分 大津祐樹(磐田)
2-1 85分 大津祐樹(磐田)

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