ウタカがJ1で6シーズンぶりの3試合連続ゴール [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第9節が17日に行われ、柏レイソルと京都サンガF.C.が対戦した。
柏はネルシーニョ監督がアキレス腱断裂、京都は曺貴裁監督が新型コロナウイルス陽性でベンチに不在。それでもピッチ上では好調のチーム同士の一戦で先制したのはアウェイの京都だった。13分、果敢なインナーラップでゴール前に飛び込んだ荻原拓也が、ペナルティエリア内でルーズボールを回収。右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってゴール左上に吸い込まれた。
先制を許した柏はボールを握りながらも京都の圧力に屈し、敵陣ゴール前まで侵入する機会をなかなか作れない。ホームチームはビハインドで折り返す。
1点リードで後半を迎えた京都は、48分に2点目を奪う。左サイドでフリーキックを獲得すると、ペナルティエリアの外にいた武田将平を経由するサインプレーでスタート。武田がペナルティエリア右に柔らかい浮き球を送ると、反応した川﨑颯太は相手DFに競り勝って右足を振り抜く。これは相手GKキム・スンギュに防がれたが、こぼれ球をピーター・ウタカが押し込んだ。ウタカは3試合連続ゴールで今季得点数を7に伸ばした。
試合はこのまま終了し、最後まで走り抜いた京都が2点のリードを守り切って勝利した。柏は今季初の複数失点でホーム戦初黒星。さらに初のリーグ戦連敗となった。京都は開幕節以来のクリーンシートとなり、今季初のリーグ戦連勝で4勝目を収めた。
柏の次戦は23日に行われ、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。京都は20日にルヴァン杯第3節延期分で札幌と対戦する。
By サッカーキング編集部
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