[写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第9節が17日に行われ、アビスパ福岡とセレッソ大阪が対戦した。
2連敗中で3戦勝利のない福岡と、直近5試合で3勝を挙げているC大阪が激突。前半はお互いゴール前に迫るが、チャンスを生かすことはできず、スコアレスで折り返す。
後半開始早々、福岡のGK村上昌謙が相手FW山田寛人と交錯し、頭部から出血。幸い大事には至らず、村上はテーピングを巻いてプレーを続けた。
福岡は54分に決定機。志知孝明のロングフィードに反応したルキアンがペナルティエリア手前で右足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくも枠の左に外れた。
60分、C大阪にアクシデントが発生する。ドリブルでボールを運ぼうとした奥埜博亮が左ひざを痛めてしまい、清武弘嗣との交代を余儀なくされた。奥埜は担架に運ばれてピッチを後にした。
福岡は69分、中村駿の右コーナーキックにフアンマ・デルガドが打点の高いヘディングで合わせたが、相手GKキム・ジンヒョンの正面。72分にはフアンマの落としに合わせた中村がペナルティエリア中央で左足を振り抜くが、右ポストに嫌われた。
こう着状態が続くなか、C大阪は89分にビッグチャンス到来。松田陸が右サイドからピンポイントのクロスを送り、北野颯太が頭で合わせるが、わずかに枠を外れた。
選手の治療時間などに鑑みて10分のアディショナルタイムが与えられると、C大阪は後半アディショナルタイム8分、古巣対戦のブルーノ・メンデスが清武のヘディングに合わせるが、相手GK村上の正面。1分後にはペナルティエリア手前でこぼれ球を回収したジェアン・パトリッキが右足でゴールを狙ったものの、これも村上に防がれた。
試合はこのまま終了し、両者勝ち点1ずつを分けあった。福岡はここ4試合で得点が生まれず4戦未勝利となった。
次戦は23日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節となり、福岡はホームで湘南ベルマーレ、C大阪はホームでガンバ大阪と対戦する。
By サッカーキング編集部
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