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【湘南vs磐田プレビュー】本拠地でルヴァン杯の再現といきたい湘南…磐田は敵地で前回対戦の借りを返せるか

2022.04.09

[写真]=宮地輝、小林渓太

湘南ベルマーレ

【プラス材料】
 前節の名古屋グランパス戦は今季初めてセットプレーから得点を挙げた。試合の立ち上がりに先制し、FW大橋祐紀がリーグ戦今季初ゴールをマークしたこともポジティブだ。

 第6節のサンフレッチェ広島戦から採用している「3-4-3」が機能している点も得難い。コンパクトな距離を保ち、良い守備から素早く攻撃へと転じる戦いが示されている。


 ホームでのジュビロ磐田との対戦成績は8勝4分5敗と湘南ベルマーレがリードしている。多くの応援を力に勝ち点3を奪取したい。

【マイナス材料】
 先週、8人もの選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた影響は否めない。負傷離脱もあり、台所事情は厳しいと言わざるを得ないだろう。さらに、水曜日の名古屋戦でDF福島隼斗が負傷交代し、DF石原広教はレッドカードを受けたため今節は出場できない。連敗の渦中、引き続き限られたメンバーでリーグ戦初勝利を目指すことになる。

 前述のとおり、ホームでは磐田に勝ち越している。ただ、通算対戦成績では13勝5分17敗と分が悪い。

文:隈元大吾

ジュビロ磐田

【プラス材料】
 前節の川崎フロンターレ戦は試合終了間際に同点に追いつかれたが、引き分けに持ち込んで連敗を「2」で止めた。

 リーグ戦初先発を飾ったDFリカルド・グラッサが左センターバックに入り、最終ラインを落ち着かせたのは大きい。3バックは並びを変えて、課題だったカウンターに対応。川崎F戦で失点に絡むミスを犯したGK三浦龍輝もそれ以外は好守を見せていた。

 トップ下で先発したMF大森晃太郎は今季2得点目を挙げるなど、好調を維持している。

【マイナス材料】
 新型コロナウイルスの影響で複数人の選手が離脱したのは痛手。さらに、MF山田大記のコンディションがいまだ本調子とは程遠い。

 FW杉本健勇は今季公式戦8試合に出場しているものの、まだノーゴール。そろそろ今季初ゴールが欲しいところだ。ようやくチームに合流したブラジル人MFドゥドゥは実戦から遠ざかっていたため、試合勘とコンディションが気になる。

 湘南ベルマーレとは3月2日のJリーグYBCルヴァンカップで対戦しており、その時は若手中心で臨んだが、相手の前線からの圧力に手を焼いて0-1で敗れている。

文:totoONE編集部

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