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J1で17位に沈む神戸、ロティーナ氏を新監督に招へい! 永井SD「状況をすぐに改善できる人材」

2022.04.08

神戸が、ロティーナ氏の監督就任を発表(写真は2021年の清水時代) [写真]=清原茂樹

 ヴィッセル神戸は8日、ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏の監督就任をクラブ公式サイト上でライブ配信した会見にて発表した。

 ライブ配信された会見には、東京ヴェルディ時代にロティーナ氏と共闘した経験がある永井秀樹スポーツダイレクター(SD)が同席。永井SDは「現状を踏まえ、たくさんの候補者の中からクラブの方で協議させていただき、この状況(J1で17位)をすぐに改善し好転していただけるのはロティーナさんしかいないという決断に至りまして、オファーを行い、快諾いただきました」と語った。


 ロティーナ氏の監督就任にともない、トップチームスタッフのコーチにはイヴァン・パランコ氏、フィジカルコーチにはトニ・ヒル・プエルト氏が加わる模様。ロティーナ氏は、10日に開催される明治安田生命J1リーグ第8節のセレッソ大阪戦より指揮を執る予定だ。

 なお、暫定的に監督を務めていたリュイス・プラナグマ・ラモス氏は、これまで務めていたヤングプレイヤーデベロップメントコーチとして引き続きチーム強化にあたる。

■トップチーム新体制
監督/ミゲル・アンヘル・ロティーナ ※新任
コーチ/イヴァン・パランコ ※新任
コーチ/菅原智
アシスタントコーチ/北本久仁衛
GKコーチ/アレックス
ヤングプレイヤーデベロップメントコーチ/リュイス・プラナグマ・ラモス
分析コーチ/吉村俊希
フィジカルコーチ/トニ・ヒル・プエルト ※新任
フィジカルコーチ/山崎亨
コンディショニングコーチ/梅木暁

 スペイン・ビスカヤ県メニャカ出身のロティーナ氏は、現在64歳。1988年に現役を引退すると、以降は指導者としての道を歩み始めた。母国・スペインでは、セルタやエスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティーボ、ビジャレアルなどで監督を歴任。2017年に東京Vの監督に就任して初来日を果たすと、2019年からはC大阪を率い、2019シーズンを5位、2020シーズンを4位で終えた。2021年には清水エスパルスを指揮するも、好成績を収められずシーズン途中で退任している。Jリーグでの指揮経験は通算で約5年ほどになる。

 神戸は今シーズン、明治安田生命J1リーグで4分5敗といまだ未勝利で、J2降格圏内の17位に低迷。クラブはトップチームの三浦淳寛監督との契約を3月20日付で解除しており、以後はリュイス氏が暫定的にチームの指揮を執っていた。

By サッカーキング編集部

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