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山形vs岡山の再試合決定を受け、野々村チェアマン「現場、サポーターの気持ちを考えると…」

 Jリーグは5日、臨時実行委員会および臨時理事会を開催し、競技規則の適用ミスの可能性が指摘されていた『明治安田生命J2リーグ第8節モンテディオ山形vsファジアーノ岡山』に関して、再試合を行う決定を下したことを発表した。

 今月3日に行われた当該試合では、前半10分過ぎに山形のバックパスが無人のゴールに入る寸前でGK後藤雅明が手でかき出した際に、清水修平主審はレッドカードを提示して後藤は一発退場。岡山には間接FKが与えられ、この場面で得点は生まれなかったが、10人となった山形相手に岡山が後半のアディショナルタイムに得点を奪って勝利を収めていた。

 今回の決定を受け、臨時理事会後の記者会見に出席したJリーグの野々村芳和チェアマンは「当然いろんな意見があったんですけど、最終的には公平性の観点や、僕らからするとJリーグの信頼をどう守るかというところで、両チームの現場やサポーターの気持ちを考えると非常に辛いものはありますが、再試合を設定するということに決まりました」と説明した。

 その一方で、野々村チェアマンは「会議の中で僕の中での確認というか、改めてということで、今までもこれからもレフェリーへのリスペクトは同じだということ。ともにサッカーという良い作品を作っていく仲間であり、その気持ちを皆さんと共有して会を終えました」と続け、審判への敬意は毀損されるものではないことも強調。山形と岡山の両クラブに対しては明日、経緯の説明などを行うことも明かした。

 また、本来であれば間接FKのみが与えられる場面において、競技規則の適用ミスが起こってしまったことについて、扇谷健司審判委員長が「多くの方にご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げたいと思います」と謝罪。適用ミスが起こった要因として、競技規則の該当箇所が2年前に変更されてたことや、条文の解釈に齟齬があったことなどを挙げたが、その上で「競技規則の適用を誤ったことは審判員にとってはあってはならないこと」と断じた。

 今回の試合を担当した4名の審判員たちに関しては、メンタル的にもフィジカル的にも「参っている」ことを明かしつつ、状況を見ながら「色んなところを改めて再認識しないといけないし、そのための研修プログラムを用意しないといけない」と述べ、「どういった形で復帰させるべきなのかを模索させていただきながら、我々が今後もサポートしていきたい」との見解を示した。

 再試合の日程や詳細に関しては4月26日に行われる理事会で起案、協議されて決定となる見通し。退場となった山形のGK後藤の出場停止処分に関しては、「次の試合までには結論が出る」とのこと。

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