C大阪と柏が対戦した [写真]=Getty Images
明治安田生命J1リーグ第7節が5日に行われ、セレッソ大阪と柏レイソルが対戦した。
前節川崎フロンターレを4-1で破った5位C大阪と、ここまで4勝1分1敗と好調を維持する4位柏による注目の一戦。インテンシティの高いバトルが続くなか、試合の均衡は25分に敗れる。自陣ボックス内でのインターセプトからロングカウンターに転じ、マテウス・サヴィオが力強いドリブルで敵陣ペナルティエリア右まで運ぶ。相手を引きつけて中央に折り返し、待ち構えていた細谷真大が冷静にゴール右下へとシュートを流し込んだ。
C大阪が攻めあぐねるなか、柏は前半アディショナルタイム2分に絶好機を迎える。ペナルティエリア左から三丸拡が浮き球で折り返し、ゴール前で中村慶太が頭で合わせるが、相手GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれた。柏は1点のリードで折り返す。
C大阪は51分、スルーパスに抜け出した北野颯太の折り返しから山田寛人がネットを揺らすが、北野のオフサイドで得点は認められない。ジェアン・パトリッキらを投入して攻勢を強めるホームチームは64分にも決定機。中原輝が右コーナーキックから供給したインスイングのボールに西尾隆矢が頭で合わせたものの、わずかに枠を外れる。
苦しい時間帯を凌いだ柏は、ソリッドな守備でC大阪にそれ以上の決定機を作らせない。追加点を狙ったカウンターこそ実らなかったものの、1-0の完封勝利で敵地から勝ち点「3」を持ち帰ることに成功した。
C大阪は4試合ぶりの黒星で今季2敗目、柏は2連勝で今季5勝目となった。柏は勝ち点を「16」に伸ばし、得失点差で暫定ながら首位に浮上した。次節、C大阪は10日にアウェイでヴィッセル神戸と、柏は9日にアウェイで川崎フロンターレと対戦する。
【得点者】
0-1 25分 細谷真大(柏)
By サッカーキング編集部
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