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札幌が開幕6試合連続ドロー…浦和はモーベルグが2戦連発もリード守りきれず

2022.04.02

札幌と浦和が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第6節が2日に行われ、北海道コンサドーレ札幌浦和レッズが対戦した。

 序盤からこう着状態が続いていたなか、浦和は26分に馬渡和彰が相手のハンドを誘ってPKを獲得する。加入後初先発のダヴィド・モーベルグがキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてゴール右下に流し込んで先制に成功。モーベルグはデビューから2試合連続ゴールを記録した。


 44分、浦和が決定機を作り出す。モーベルグがドリブルで右サイドを駆け上がり、ペナルティエリア右まで運んで折り返す。ゴール前のキャスパー・ユンカーが左足ダイレクトで合わせるが、相手GK菅野孝憲のファインセーブに阻まれる。さらに同場面で獲得したコーナーキックの流れからも複数回ゴールに迫るが、赤黒の壁に阻まれてネットを揺らすことはできない。

 リードで折り返した浦和は、56分にユンカーとモーベルグを下げ、松尾佑介関根貴大を投入。仙台大学、横浜FCを経由して浦和に復帰した松尾はトップチームデビューとなった。

 追いかける札幌は押し込む時間が続くなか、72分に試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前から高嶺朋樹がゴール前に浮き球を送り、飛び込んだ金子拓郎がボールを収める。相手に寄せられ体勢を崩しながらも左足でシュートを放ち、ゴール左隅に流し込んだ。

 追いついた札幌だったが、77分に退場者を出してしまう。松尾に対する危険なタックルで荒野拓馬にレッドカードが提示された。

 浦和は試合終盤にアクシデントが発生。空中戦で左ひざを痛めた犬飼智也がプレーを続けることができず、担架に運ばれてピッチを後にした。

 数的有利となった浦和の終盤の猛攻、速攻で一発を狙う札幌の攻めはともに実らず、試合は1-1で終了した。札幌は開幕6試合連続ドローとなり、札幌のJ1通算100勝と浦和のJ1通算450勝到達はお預けとなった。次節、札幌は6日にアウェイでサガン鳥栖と、浦和は同日にホームで清水エスパルスと対戦する。

【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 1-1 浦和レッズ

【得点者】
0-1 30分 ダヴィド・モーベルグ(浦和)
1-1 72分 金子拓郎(札幌)


By サッカーキング編集部

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