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川崎Fが4失点大敗…広島が今季初白星、神戸ら3チームは未勝利/J1第6節

2022.04.02

湘南vs広島戦では石原直樹氏の引退セレモニーも行われた [写真]=清原茂樹

 明治安田生命J1リーグ第6節が1日と2日に行われた。

 金曜日に行われたアビスパ福岡vsサガン鳥栖は、“九州ダービー”の名に恥じない球際での激しい攻防が繰り広げられた熱戦となった。しかし、お互いにゴールは遠く、0-0のドローに終わった。


 首位の川崎フロンターレはホームでセレッソ大阪と対戦したが、乾貴士山田寛人に2ゴールを許し、68分までに0-4のビハインドを負う。86分に1点を返したものの、1-4の大敗を喫した。川崎Fのリーグ戦ホーム連続無敗は「25」で止まり、Jリーグ新記録樹立とはならなかった。

 鹿島アントラーズ清水エスパルスと対戦。鹿島は70分に先制を許したものの、78分に鈴木優磨が同点弾を挙げると、後半アディショナルタイム3分に鈴木のクロスから上田綺世が逆転の決勝ゴールをマーク。2-1で逆転勝利した鹿島は、4連勝で川崎Fとの勝ち点差を「1」に縮めた。

 横浜F・マリノスはクラブ創設30周年を記念するメモリアルマッチでFC東京と対戦。8分に西村拓真のゴールで先制した横浜FMは12分に追いつかれたものの、47分にアンデルソン・ロペスが勝ち越しの1点を記録。その後、FC東京松木玖生が退場したこともあり、横浜FMはリードを守り切って2-1で勝利した。FC東京の連勝は「3」で止まった。

 開幕から好調を維持する柏レイソルは、ジュビロ磐田と対戦。41分、左サイドを突破した三丸拡のクロスにマテウス・サヴィオが頭で合わせて先制すると、52分には中村慶太のクロスに戸嶋祥郎が合わせてリードを広げる。柏はリードを守り切って2-0で勝利し、今季4勝目。敗れた磐田は2連敗で3戦未勝利となった。

 ヴィッセル神戸はリュイス・プラナグマ監督の初陣で京都サンガF.C.と対戦。49分に先制したものの、その後に3失点を喫した神戸は1-3の逆転負けを喫した。神戸は開幕8戦未勝利となり、京都は開幕節以来の白星を手にした。

 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズは、新加入ダヴィド・モーベルグの2試合連続ゴールで30分に浦和が先制。札幌は72分に金子拓郎のゴールで追いつくと、77分に荒野拓馬が退場して数的不利の展開に。試合はそのまま1-1のドローで終わり、札幌はJ1記録を更新する開幕6試合連続ドローとなった。

 ホームに名古屋グランパスを迎えたガンバ大阪は、26分にセットプレーの流れからパトリックが先制点を記録。54分にオウンゴールでリードを広げたG大阪は、62分に黒川圭介が3点目をもたらす。83分には1点を返されたものの、3-1で勝利した。G大阪は今季ホーム初勝利でリーグ戦2勝目、敗れた名古屋は4戦未勝利となった。

 湘南ベルマーレと敵地で対戦したサンフレッチェ広島は、60分に生まれた満田誠のJ1初ゴールを守り切って完封勝利を収めた。広島は待望の今季初白星、湘南はリーグ戦2連敗で開幕6戦未勝利となった。

 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

■試合結果

▼4月1日(金)
アビスパ福岡 0-0 サガン鳥栖

▼4月2日(土)
ガンバ大阪 3-1 名古屋グランパス
柏レイソル 2-0 ジュビロ磐田
川崎フロンターレ 1-4 セレッソ大阪
湘南ベルマーレ 0-1 サンフレッチェ広島
鹿島アントラーズ 2-1 清水エスパルス
ヴィッセル神戸 1-3 京都サンガF.C.
北海道コンサドーレ札幌 1-1 浦和レッズ
横浜F・マリノス 2-1 FC東京

■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 川崎F(16/+2)
2位 横浜FM(15/+5)
3位 鹿島(15/+5)
4位 柏(13/+6)
5位 C大阪(9/+4)
6位 FC東京(9/+1)
7位 浦和(8/+1)
8位 鳥栖(8/+1)
9位 G大阪(8/0)
10位 京都(8/-1)
11位 福岡(7/0)
12位 札幌(6/0)
13位 広島(6/-2)
14位 名古屋(5/-1)
15位 磐田(5/-3)
16位 清水(5/-4)
17位 神戸(4/-8)
18位 湘南(2/-5)

■次節の対戦カード

▼4月5日(火)
19:00 C大阪 vs 柏

▼4月6日(水)
18:30 京都 vs G大阪
19:00 FC東京 vs 神戸
19:00 磐田 vs 川崎F
19:00 広島 vs 横浜FM
19:00 福岡 vs 鹿島
19:00 鳥栖 vs 札幌
19:30 浦和 vs 清水
19:30 名古屋 vs 湘南

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