ウエスカへの移籍が発表された橋本拳人 [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸は27日、MF橋本拳人がロストフ(ロシア)より移籍加入することが決まったと発表した。
なお、今回の加入は、国際サッカー連盟(FIFA)が今月7日に定めた特例措置を受けてのもの。ロシアのチームに所属する外国籍選手は、3月10日までに所属クラブとの間で契約に関して合意に至らなかった場合、6月末まで一時的に契約解除となり、他国のクラブへ移籍することが可能となっている。そのため、橋本と神戸の契約期間は6月30日までとなる。
現在28歳の橋本はFC東京の育成組織出身。2012年にトップチームに昇格。2013年5月から2014年にかけてロアッソ熊本への期限付き移籍を経て、2015年にFC東京へと復帰した。FC東京のトップチームでは公式戦通算167試合に出場し、17ゴールを記録した。
同選手は2020年夏にロストフへと完全移籍。約1年半で公式戦通算30試合に出場し、8ゴール3アシストを記録していた。
また、日本代表には2019年3月に初招集を受け、同26日のボリビア戦でデビューを飾った。これまで通算13試合に出場している。
橋本は加入に際し、神戸のクラブ公式サイトを通じてコメント。「FCロストフから移籍してきました橋本拳人です。ここ1ヶ月間難しい状況だった僕に声をかけていただき、仲間に入れてくれたヴィッセル神戸さんには本当に感謝しています。いち早くチーム戦術、チームメイトの特徴を理解し、全力でヴィッセル神戸のために戦います」と意気込みを示している。