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横浜FCのDF韓浩康、韓国2部全南ドラゴンズへの完全移籍を発表「自分自身で決断した…」

2022.03.22

横浜FCは22日、DF韓浩康の完全移籍を発表

 横浜FCは22日、DF韓浩康が韓国2部リーグに所属する全南ドラゴンズへ完全移籍することを発表した。

 現在28歳の韓は朝鮮大学校から2016年にモンテディオ山形へ入団すると、同年夏にブラウブリッツ秋田へ期限付き移籍した。2018シーズンから完全移籍に切り替わった同選手は、2020シーズンの明治安田生命J3リーグ29試合に出場し6ゴールを記録する活躍を見せて、J2リーグ昇格に大きく貢献。2021シーズンからは横浜FCへ活躍の場を移すと、加入初年度からJ1リーグ24試合に出場した。


 韓は横浜FC退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「突然のタイミングではありますが、韓国の全南ドラゴンズに移籍することになりました。1年と少しの期間でしたが、横浜FCという伝統あるクラブの一員としてプレーできたことをとても誇りに思います。昨シーズンは結果として苦しく悔しいシーズンになりました。それでも、その過程でたくさん得るものがあり、今後の人生の糧になるような貴重な経験ができました。これも全て、常日頃から物心両面で支えて頂いているパートナー企業やファン・サポーターといった横浜FCを応援して下さる全ての皆様のおかげです」

「その皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、このクラブのエンブレムを胸に、共に戦った仲間たちは、私のかけがえのない財産です。ここでの出会いや絆を大切にして、これからのサッカー人生を歩んでいけたらと思います。今回この移籍を決断するのにたくさん悩みましたが、そう長くないサッカーキャリアの中でやり残したことがないようにする為には、今ここでチャレンジするしかないと思いました」

「私には夢があります。その夢を叶える為に、その夢を応援してくださる方たちの為に、今回の決断を下しました。この決断が正解かどうかなんて誰にもわからないですし、はじめから正解なんてものは決まっていないと私は思います。自分自身で決断したこの道が正解だったと言えるように、これからも最善を尽くしたいと思います。これでチームを離れることにはなりますが、いつまでも横浜FCのことを応援しています。1年でのJ1復帰というチームの目標を、今のチームなら必ず成し遂げられると私は強く信じています。短い間でしたが、たくさんお世話になりました。どこへ行っても自分らしく魂を込めて全力でプレーするので、引き続き暖かく見守って頂けると幸いです。またいつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。行ってきます」

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