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北欧三銃士が揃い踏み! 浦和、モーベルグの鮮烈デビュー弾などで磐田に4発快勝

2022.03.19

 明治安田生命J1リーグ第5節が19日に行われ、浦和レッズジュビロ磐田が対戦した。

 ホームの浦和は8分に先制する。左コーナーキックから岩尾憲がニアにインスイングのボールを送ると、相手のマークをうまく外した犬飼智也が頭で合わせて流し込んだ。今季加入した犬飼は加入後初ゴールを記録した。


 11分、浦和がリードを広げる。高い位置でボールを奪った江坂任が左からグラウンダーで折り返すと、合わせたキャスパー・ユンカーのシュートは飛び出してきた相手GKに止められる。それでも、こぼれ球を回収したユンカーはゴール前で冷静にボールをキープ。相手の守備を翻弄し、最後は右足で押し込んだ。ユンカーは今季初先発でシーズン第1号を記録した。

 いきなり2点のビハインドを背負った磐田は、14分に1点を返す。右サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、キッカーの遠藤保仁が柔らかい浮き球で折り返すと、ファーの鈴木雄斗が頭で合わせた。鈴木は今季4点目となった。

 浦和は35分、伊藤敦樹が相手DFのハンドを誘ってPKを獲得する。キッカーを務めたアレクサンダー・ショルツは相手GKの逆を突いてゴール左上に突き刺し、再び2点差とする。2年目のショルツも浦和加入後初ゴールとなった。

 2点のリードで折り返した浦和は、ハーフタイムにユンカーと関根貴大に代えて、明本考浩と新加入のダヴィド・モーベルグを投入。すると48分、ついに合流したモーベルグがデビュー戦でいきなり名刺代わりの一発を沈める。モーベルグは敵陣中央でのルーズボール回収からドリブルを開始すると、相手DF3人に囲まれながらもペナルティエリア中央に侵入。フェイントを駆使して一瞬シュートコースを開けると、間髪入れずに左足でシュートを放つ。ボールは相手GKの指先をかすめて、ゴール左下に吸い込まれた。

 試合はこのまま終了。浦和レッズは2試合ぶりの白星で今季2勝目、磐田はリーグ戦3試合ぶりの黒星で今季2敗目となった。浦和は次節、4月2日にアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。磐田の次戦は26日に行われ、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 4-1 ジュビロ磐田

【得点者】
1-0 8分 犬飼智也(浦和)
2-0 11分 キャスパー・ユンカー(浦和)
2-1 14分 鈴木雄斗(磐田)
3-1 37分 アレクサンダー・ショルツ(浦和)
4-1 48分 ダヴィド・モーベルグ(浦和)

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