川崎Fと名古屋が対戦した [写真]=宮地輝
明治安田生命J1リーグ第4節が12日に行われ、川崎フロンターレと名古屋グランパスが対戦した。
川崎Fは15分、マテウス・カストロを倒したチャナティップにイエローカードが提示される。新加入のチャナティップは早くも今シーズン4枚目のイエローカードとなり、警告の累積で次節は出場停止となった。
試合の均衡が破れたのは25分、ホームの川崎Fが先制する。チャナティップの縦パスに抜け出したマルシーニョが、相手GKランゲラックとの一対一を制してネットを揺らした。川崎Fは1点のリードで折り返す。
ビハインドで折り返した名古屋は、67分に決定機を迎える。敵陣中央の稲垣祥が縦パスを通し、反応した酒井宣福がペナルティエリア右からシュートを放つが、惜しくも枠を捉えられなかった。
74分、川崎Fが名古屋のゴールを脅かす。右からカットインした家長昭博は、パスの出しどころを探しながらもシュートコースが空いたのを見逃さず、ペナルティエリア手前で左足を振り抜く。ゴール左下を狙ったシュートは、左ポストを叩いて得点とはならない。
川崎Fは85分、敵陣でルーズボールを回収した橘田健人がペナルティエリアの手前からコントロールショットを放つが、枠に飛ばすことはできない。88分には宮城天が自陣でのボール奪取からカウンターを敢行。独力でペナルティエリアまで運んでフィニッシュに持ち込んだが、追加点を挙げることはできなかった。
試合はこのまま終了し、川崎Fがマルシーニョの今季初得点を守り切って完封勝利を収めた。川崎Fは2試合ぶりの白星で今季4勝目となり、J1記録タイのホーム25戦無敗を達成。また、試合消化数が多いながらも暫定首位に浮上した。名古屋は今季初黒星となった。
次節、川崎Fは19日にアウェイでサンフレッチェ広島と、名古屋は20日にホームで柏レイソルと対戦する。
【得点者】
1-0 25分 マルシーニョ(川崎F)
By サッカーキング編集部
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