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磐田が今季初勝利! FW大津の“ゴラッソ”含む4得点、京都はGK上福元が前半で退場

2022.03.05

J1第3節で京都と磐田が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 5日、明治安田生命J1リーグ第3節で京都サンガF.C.ジュビロ磐田が対戦した。

 昨シーズンともにJ2で戦っていた“昇格組”同士の対決は、序盤から互いに相手ゴールを脅かす展開もGK上福元直人とGK三浦龍輝の両GKが活躍を見せる。そんな中、36分に試合が動いた。磐田のFW大津祐樹が敵陣中央やや左でMF松本昌也とのパス交換を経て前を向くと、右足で思い切ってミドルシュートを放つ。ボールは鋭いカーブを描き、ゴール右上へと決まった。大津の“ゴラッソ”でアウェイの磐田が先制に成功する。


 追いつきたい京都だが40分、スルーパスに反応しDFラインの裏へ抜け出したFW杉本健勇に対して、上福元が接触。初めはイエローカードが提示されたものの、VARによって判定が覆りレッドカードが提示された。京都が1人少ない状況となり、前半の45分は終了する。

 迎えた後半、数的優位を得た磐田がボールを保持し、追加点を目指していく。しかし、対する京都も粘り強い守備で失点は許さず。FWピーター・ウタカを最前線に、カウンターから好機を伺う。

 それでも、次の1点は磐田が決めた。62分、自陣中央からMF遠藤保仁が敵陣深く右サイドへロングパスを送ると、このボールを受けた大津がドリブルで相手選手と入れ替わりペナルティエリア右へ進入。大津は冷静にゴール中央へと折り返し、待っていたDF鈴木雄斗がダイレクトでシュートを決めた。磐田のリードは2点となる。

 苦しい状況を強いられた京都だが、その5分後に反撃。高い位置でボールを奪うと、MF武富孝介がピッチ中央付近から前線で動き出したウタカへスルーパス。抜け出したウタカは2人のディフェンスに囲まれながらも、左足でボールをゴールへと流し込んだ。スコアは1-2となる。

 1点を返された磐田だが、今度はその直後に追加点を挙げる。敵陣深く右サイドへ流れたDF伊藤槙人が、右足で低いクロスを供給。このボールは中央の杉本には合わないが、こぼれ球に反応した鈴木雄斗がシュートを決め、この日2点目のゴールを記録した。磐田のリードは再び2点となる。

 その後、磐田は途中出場のFWジャーメイン良が勝利を決定づける4点目をゲット。結局試合は1-4で終了し、昇格組対決を制した磐田が今シーズン初勝利を飾った。

【スコア】
京都サンガF.C. 1-4 ジュビロ磐田

【得点者】
0-1 36分 大津祐樹(磐田)
0-2 62分 鈴木雄斗(磐田)
1-2 67分 ピーター・ウタカ(京都)
1-3 68分 鈴木雄斗(磐田)
1-4 90分 ジャーメイン良(磐田)

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