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神戸と福岡の一戦はドロー決着…GK前川が好守連発!

2022.02.26

J1リーグ第2節で神戸と福岡が対戦した

 2022明治安田生命J1リーグ第2節が26日に行われ、ヴィッセル神戸アビスパ福岡が対戦した。

 神戸は、開幕の名古屋グランパス戦で0-2の敗戦。AFCチャンピオンズリーグの影響で23日に行われた第9節前倒し分の浦和戦では、古巣対戦のDF槙野智章の同点ゴールで引き分けたものの、ここまで今季は勝利無し。一方の福岡も、開幕のジュビロ磐田戦で先制したものの、試合終了間際に追いつかれ、痛恨の引き分け。お互いに今季のリーグ戦初勝利を目指す一戦となった。


 最初のチャンスは福岡。3分、ジョルディ・クルークスの左コーナーキックからルキアンがヘディングで合わせるものの、枠の右に外れた。

 しかし、10分にアクシデント。福岡の前嶋洋太が右サイドをオーバーラップした際に、足を抑えて座り込んでしまい、プレー続行不可能に。湯澤聖人との交代を余儀なくされる。

 33分には神戸にチャンス。山口蛍がペナルティーエリア内へパスを供給し、大迫勇也が落とす。最後は武藤嘉紀が左足シュートを狙うが、相手GK村上昌謙に正面でキャッチされた。38分にも、大迫が武藤のスルーパスに反応。そのまま右足シュートまで持ち込むが、わずかに枠の左へ逸れた。

 前半はこのまま終了。両者0-0で折り返す。

 後半最初のチャンスも福岡。48分、右サイドからのクロスをルキアンが頭で合わせる。だが、シュートは枠の左へ。

 神戸も、その直後に酒井高徳がクロスを供給。逆サイド付近まで流れてきたが、武藤は合わせられず。

 51分には再び福岡。右サイドからのクロスがこぼれたところを金森健志がシュート。相手DF陣に跳ね返されたが、それを繋いで最後はルキアンがシュートを放った。

 54分には神戸にビッグチャンス。敵陣でボールを奪うと、イニエスタがアウトサイドで佐々木大樹にパス。しかし、佐々木のシュートは相手GK村上に阻まれる。直後のCKでも得点はならず。攻守において、出入りの激しい後半立ち上がりとなった。

 67分には福岡の山岸祐也が、右サイドからのクロスを下がりながらヘディング。しかし、ゴールラインスレスレでGK前川黛也が素晴らしいキャッチを見せ、先制弾を阻止。直後に放たれたJ・クルークスのシュートも冷静に対処した。

 71分にも福岡にチャンス。得意のセットプレーから、最後はドウグラス・グローリがヘッド。シュートはわずかに左へ外れたが、際どいシーンを演出する。73分もCKのこぼれから金森がシュートするも、GK前川がキャッチした。

 85分にも途中出場の田中達也のクロスがゴールへ向かうが、GK前川がしっかりとキャッチ。失点を許さず。アディショナルタイムにはペナルティーエリア前でボールを受けたルキアンが際どいシュートを打つも、枠のわずか左に逸れた。
 
 試合はこのまま終了。両者引き分けで、勝ち点をそれぞれ「2」としている。

 神戸は2日、横浜F・マリノスと第10節前倒し分をアウェイで戦う。福岡は、6日にコンサドーレ札幌とホームで対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 0-0 アビスパ福岡

【得点者】

【スターティングメンバー】
神戸(4-3-1-2)
前川黛也/山川哲史、槙野智章、小林友希、酒井高徳/山口蛍、セルジ・サンペール(72分→扇原貴宏)、佐々木大樹(62分→汰木康也)/アンドレス・イニエスタ/大迫勇也、武藤嘉紀

福岡(4-4-2)
村上昌謙/前嶋洋太(12分→湯澤聖人)、ドウグラス・グローリ、宮大樹、志知孝明/ジョルディ・クルークス(90+2分→田邊草民)、中村駿、前寛之、金森健志(80分→フアンマ・デルガド)/ルキアン、山岸祐也(80分→田中達也)

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