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「緊張より興奮」のJデビュー!…開幕スタメンの広島ルーキー仙波大志「やっとここに立てた」

開幕戦で先発出場となった仙波大志 [写真]=J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images

 サンフレッチェ広島の大卒ルーキーが開幕スタメンでJデビューを飾った。今季から広島に“復帰”したMF仙波大志は、19日に行われた明治安田生命J1リーグ開幕節のサガン鳥栖戦に先発出場。新人での開幕スタメンはクラブ史上2人目の快挙となった。

 雪と雨に見舞われたエディオンスタジアムで、広島の2022シーズンが幕を開けた。開幕スタメンの大役をつかんだルーキーは、初めてのピッチで「緊張より興奮」を感じていた。「やっとここに立てたという思いが強い」

 現在22歳の仙波は広島出身で、小中高とサンフレッチェの下部組織に所属していたが、トップチーム昇格は叶わなかった。それでも、流通経済大学に進学して4年の修行を経て、今季から広島に帰ってきた。そして、開幕戦でいきなり念願のピッチに立った。「いつもアオさん(青山敏弘)とかは、こういう景色でプレーしていたんだなと感じた」と緊張よりも興奮を味わった。

 デビュー戦は2シャドーの左に入り、悪天候の中で87分までプレーした。試合後のオンライン会見では、「雪でボールが止まらないところがあったので、自分のプレーは全然できなくて、間で受けるところも全然できなかった」と自身のパフォーマンスを反省。「もっとボールを触ること」を課題として挙げ、「ビビらず、自信を持って立ち続けないといけない」と気を引き締めた。

 反省点ばかり口にはしたが、初めてのJ1の舞台で見せ場を作った。53分、ペナルティエリア前中央でパスを受けると、巧みなボールコントロールで2人をかわし、エリア内右に入って右足を振り抜いた。渾身のシュートは惜しくも外れたが、持ち味と可能性を見せた。

 試合はスコアレスドローで終わり、仙波は「やっとこのスタジアムでプレーできてうれしいけど、試合に勝てなかったのは悔しい」とデビュー戦を振り返った。プロとして第一歩を踏み出し、改めて感謝を胸に奮起する。「サンフレッチェ広島は選手だけじゃなく、スタッフやサポーターのおかげで成り立っている。そういう人たちのためにも恩返しを結果で示したい」と飛躍を誓った。

取材・文=湊昂大

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