FC東京、トップチーム選手3名の新型コロナ陽性を発表…濃厚接触者はなし

　FC東京は17日、トップチーム選手3名（以下、当該選手A、B、C）が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表した。

　発表によると、当該選手Aは2月16日(水)にPCR検査を実施し、同日に陽性判定を受けたという。上記をうけて同日にクラブ独自のPCR検査をトップチーム関係者全員に実施したところ当該選手B、Cの2名が陽性判定を受けたとのこと。3選手ともに現在は適切な対策のもと、療養しているという。

　また、 Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づいた活動内容と行動履歴より、本件の濃厚接触者はいないことも明らかになっている。

■当該選手の経過および症状
＜当該選手A＞
2月15日(火) 日中異常なし。クラブ独自の抗原検査陰性。夜間軽度の倦怠感あり。16日（水）朝、のどに違和感と37.2度の微熱があったため、同日に民間の検査機関でPCR検査を実施し、同日にチームドクターの診療のもと新型コロナウイルス感染症の陽性判定となりました。現在、適切な対策のもとで療養しております。

＜当該選手B＞
2月15日(火) 異常なし。クラブ独自の抗原検査陰性。16日（水）夜37.6度の微熱あり。当該選手Aの陽性判定を受けてクラブ独自のPCR検査を実施し、新型コロナウイルスの陽性判定となりました。現在、発熱等の症状はありません。

＜当該選手C＞
2月15日(火)異常なし。クラブ独自の抗原検査陰性。16日（水）異常なし。同日当該選手Aの陽性判定を受けてクラブ独自のPCR検査を実施し、当該選手Bと同様に新型コロナウイルスの陽性判定となりました。発熱等の症状はありません。

　FC東京はクラブ公式サイトを通じて「本日、クラブ独自の抗原検査を実施し陰性確認が取れた選手・スタッフのみチーム活動を行ってまいります。クラブでは、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度、感染症防止策の周知、徹底を図ってまいります」と声明を発表している。