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J1参入プレーオフ、今季も従来通りの方式で開催…90分でドローならJ1クラブが残留

2022.02.16

[写真]=J.LEAGUE

 Jリーグは16日、2022シーズンのJ1参入プレーオフ決定戦の大会方式および試合方式について発表した。

 新型コロナウイルスの影響に鑑みて2020シーズンと2021シーズンは開催が見送られていたが、2021年12月21日に行われた理事会で3年ぶりの復活が決定したJ1参入プレーオフ。これまでは、決定戦で90分間の試合で勝敗が決しなかった場合、J1クラブを勝者とするレギュレーションで行われていた。しかし、同日に発表されたリリースでは、決定戦について「30分間(前後半各15分)の延長戦を行う。それでも勝敗が決しない場合は、PK方式によって決定する」と明記され、大会方式の変更が話題を呼んでいた。


 しかし、その後に上記のリリースが誤りであることが発覚。理事会は実際にレギュレーションを変更するかどうか議論を重ねていたが、2022シーズンも従来の大会方式で行われることになった。

 2022シーズンのJ1参入プレーオフは、1回戦が10月30日(日)、2回戦が11月6日(日)、決定戦が11月13日(日)に行われる。

 開催概要は以下の通り。

【J1参入プレーオフへの参加条件】
・2022明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブと明治安田生命J2リーグ年間順位3位~6位の計5クラブとする。
・J2当該4クラブのうち、J1ライセンスが付与されていないクラブがある場合、年間順位7位以下の繰り上げ出場はない。
・J2当該4クラブ全てにJ1ライセンスが付与されていない場合は、本大会を開催せず、J1年間順位16位のクラブがJ1に残留する。

【大会方式】
■J2参加クラブ数4の場合
▼大会方式
各1試合のトーナメント方式にて、明治安田生命J2リーグ年間順位3位~6位のクラブで1回戦、2回戦を行い(3位vs6位、4位vs5位)、その勝者と明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブが決定戦を行う。

▼試合会場
1回戦、2回戦ともにJ2リーグ戦上位クラブのホーム、決定戦はJ1クラブのホームで行う。

■J2参加クラブ数3以下の場合
▼大会方式
各1試合のトーナメント方式にて、明治安田生命J2リーグ年間順位3位~6位のクラブのうち、出場資格を満たしたクラブで、1回戦、2回戦を行い(J2参加クラブ数3の場合、J2下位2クラブで1回戦を行い、その勝者とJ2上位1クラブで2回戦を行う)、その勝者と明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブが決定戦を行う。

▼試合会場
1回戦、2回戦ともにJ2リーグ戦上位クラブのホーム、決定戦はJ1クラブのホームで行う。

【試合方式および勝敗の決定】
▼1回戦、2回戦
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、年間順位の優位性を確保するため、J2リーグ戦年間順位が上位のクラブを勝者とする。

▼決定戦
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブを勝者とする。
決定戦の勝者は、2023シーズンにJ1リーグに残留または昇格する。

【試合エントリー】
1クラブ18名以内
・J1/J2クラブ問わず、外国籍選手は4名まで
・Jリーグが別途「Jリーグ提携国」として定める国の国籍を有する選手は外国籍選手として取扱わない

By サッカーキング編集部

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