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浦和・ユンカーが2年目のJへ手応えと決意「Jとリカルドのスタイルは理解した」

2022.02.15

J1開幕節のオンライ会見に臨んだ浦和レッズのキャスパー・ユンカー

 J1の各クラブは15日、今週末に迫った開幕節を前にオンライ会見を実施。19日にサンガスタジアムで行われる京都サンガ-浦和レッズのカードからは、京都のMF松田天馬と、浦和のFWキャスパー・ユンカーが出席した。

 京都との開幕戦に向け、昨季のチーム内得点王でもあるユンカーは「アグレッシブにいきたいし、京都相手にプレッシャーをかけていきたい」と述べつつ、「J2から上がってきて勢いに乗っていると思うので、しっかり対処していきたい」と、昇格組のモチベーションの高さを警戒。 12日に行われたFUJIFILMスーパーカップを欠場した自身の状態に関しては、「コンディショは徐々に上がってきているので、なるべく早く復帰してプレーできればと思っている」と述べるに留めた。


 自身のチームに関しては、「昨年同様、ポゼッション率を上げ、しっかりビルドアップしていければ」としつつ、「プレッシャーは全体でハードにいく必要があるし、スピードのあるカウンターをピッチ上で表現したい」とコメント。その一方で、「それはスーパーカップでも表現できていたので、そこをもっと向上させながら、チームを組み立てていきたい」と続け、チームの仕上がりには一定の手応えも示した。

 加入1年目だった昨季は、デビューから4試合連続得点とゴールを量産。その後は負傷離脱を余儀なくされる時期もあったが、チーム最多の9得点をマークする活躍を見せた。経験を積んだ昨季を経て、初めて開幕から迎える新シーズンを前に、ユンカーは「Jリーグのスタイルを学び、リカルド監督のスタイルも理解した。間違いなく昨年よりもより良いシーズンにしたい」と述べ、「今年は天皇杯以外のタイトルも掴めるように頑張りたい」と、力強く語った。

 そして、クラブの悲願でもあるリーグ制覇に向けては、「まずは怪我人を出さないようにしていきたい。それが、チームとしてのハングリー精神を維持する上で重要だと思っている」との見解を示し、「勝者のメンタリティーを全員が頭に叩き込むこと。順位の上下に関係なく、常に自分たちのパフォーマンスを高いレベルで表現することが大事だと思っている。そのためには勢いをつけながら勝利を積み重ねる必要がある」と続け、「勝利への飢え」をポイントに挙げた。

 また、開幕節に向けては、勢いのある昇格組のホームで戦う難しさを口にした一方で、「スーパーカップで良い結果を残せたことで、良い1週間のスタートがきれた。僕たちにも勢いはついている」とも語り、「すべてのJリーグファンに良い試合を見せられるように集中していきたい」と気を引き締めた。

 2006年以来、16年ぶりのリーグ制覇に向け、浦和はどのようなスタートを切ることになるのか、注目の一戦は19日の14時に京都の本拠地・サンガスタジアムでキックオフを迎える。

By サッカーキング編集部

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