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神戸が大迫&イニエスタ弾でACL出場権獲得に近づく大きな勝利! 横浜FCはJ2降格が決定…

2021.11.20

横浜FCと神戸が対戦した [写真]=鈴木颯太朗

 2021明治安田生命J1リーグ第36節が20日に開催され、横浜FCヴィッセル神戸が対戦した。

 この試合、20位の横浜FCは引き分け以下の場合、他会場の結果次第でJ2降格が決定する可能性がある状況。一方の3位神戸はこの試合に勝利し、4位鹿島アントラーズと5位名古屋グランパスがともに引き分け以下に終われば、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得確定となる。


 試合は早い時間帯に動く。9分、神戸はFW大迫勇也がMFアンドレス・イニエスタから縦パスを受け、ゴール前までドリブルで持ち込む。カットインから最後は右足でフィニッシュし、これがゴールに突き刺さって神戸が先制に成功する。

 反撃に出たい横浜FCは14分、右サイドから攻撃を仕掛け、クロスを跳ね返されたこぼれ球を最後はMF瀬古樹がミドルシュートで狙うも、わずかに枠の外へ。

 30分、FW武藤嘉紀が自陣でインターセプトすると、そのまま持ち込み大迫へパス。ドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、相手DF岩武克弥に倒され、神戸がPKを獲得。これをイニエスタが冷静にゴール左隅に決め、31分でリードを2点に広げる。

 たたみかける神戸は36分にもDF初瀬亮のコーナーキックが流れ、右サイドから攻撃を展開。中坂勇哉のクロスを大迫が受けてシュート。こぼれたところを最後はDF菊池流帆が押し込む。しかし、ここは直前でボールを受けた大迫の位置がオフサイドという判定に。3点目とはならなかった。

 一方の横浜FCも39分にペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。瀬古が直接狙うも、GK飯倉大樹が確実に処理する。

 43分には武藤が初瀬のフリーキックに頭で合わせ、ゴールを脅かすも、わずかにゴールの上へ外れた。

 前半は0-2で終了。先に試合を終えた湘南と徳島は勝利を収め、同時刻キックオフの清水も前半をリードで折り返したため、このまま終えると横浜FCは降格が確定してしまう状況となった。

 後半最初は横浜FCが反撃。49分、FWフェリペ・ヴィゼウのフリックからDFマギーニョが左足でミドルシュートを放つもGK飯倉の正面を突く。50分にもMFアルトゥール・シルバがシュートを放つも、枠の左へ。

 72分には神戸。途中出場のMF郷家友太がインターセプトし、一人でフィニッシュまで持ち込む。しかしながら、これは枠の外。

 試合はこのまま終了。神戸は3連勝で6戦無敗。次節勝利すれば、他会場の結果に関わらずACL出場権獲得が確定する。一方の横浜FCは3試合ぶりの敗戦となり、他会場の結果も受け、J2降格が確定した。

【スコア】
横浜FC 0-2 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 9分 大迫勇也(神戸)
0-2 31分 アンドレス・イニエスタ(PK)(神戸)

By サッカーキング編集部

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