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デビュー戦の武藤嘉紀が決勝点演出! 神戸が鹿島との上位対決制す

2021.08.21

 明治安田生命J1リーグ第25節が21日に行われ、勝ち点「41」で並ぶ5位ヴィッセル神戸と3位鹿島アントラーズが対戦した。

 鹿島は17分、ペナルティエリア手前で受けた荒木遼太郎がタイミングをずらしてミドルシュートを放つが、相手GK飯倉大樹のセーブに遭う。20分にはディエゴ・ピトゥカの浮き球スルーパスに抜け出したエヴェラウドが、ペナルティエリア右で右足を振り抜く。シュートが飯倉にストップされると、こぼれ球をエヴェラウドが押し込もうとしたものの、2度目はカバーに入った相手DF菊池流帆にブロックされた。


 神戸は前半終盤に押し込む時間が増えたものの得点は生まれず、試合はスコアレスで折り返す。神戸は後半開始から、新加入の武藤嘉紀を起用。武藤はFC東京に在籍していた2015年以来となるJリーグ出場を果たした。

 鹿島は58分、ピトゥカのスルーパスに抜け出した和泉竜司がペナルティエリア左から右足でシュートを放つ。しかし、低めを狙ったシュートは相手GK飯倉に防がれた。対する神戸は61分、左サイドの深い位置でボールを奪った中坂勇哉がグラウンダーで折り返す。後ろから飛び込んだ山口蛍がペナルティエリア手前でダイレクトシュートを放つが、ミートできずに枠を捉えることができない。

 拮抗した展開が続くなか迎えた78分、ついに試合の均衡が破れる。神戸はロングボールに武藤が抜け出し、左サイドから右足アウトサイドキックで低めのクロスを供給。ニアに飛び込んだドウグラス、飛び出した相手GKが触ることができずにボールは流れると、中央に走り込んでいた山口は相手DFに寄せられながらも押し込んだ。

 試合はこのまま終了。1点を守り切った神戸はリーグ戦2試合ぶりの白星を飾り、鹿島はリーグ戦4試合ぶりの黒星となった。次節は25日に行われ、神戸はアウェイで大分トリニータと、鹿島はアウェイで清水エスパルスと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 1-0 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 78分 山口蛍(神戸)

By サッカーキング編集部

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