J1第24節で横浜FMと大分が対戦した [写真]=J.LEAGUE
15日に明治安田生命J1リーグ第24節が行われ、横浜F・マリノスと大分トリニータが対戦した。
中2日4連戦の4戦目を迎えた横浜FMは、直近のリーグ戦10試合で負けなし。とはいえ、首位川崎フロンターレを追撃するべく、ホームの『ニッパツ三ツ沢球技場』で勝利を掴みたい一戦となった。一方19位の大分は、現在リーグ戦2連敗中。7ポイント差まで広がった残留圏へ近づくためにも、アウェイで勝ち点の獲得を目指す。
最初のチャンスは横浜FMだった。12分、敵陣深く左サイドからFWマルコス・ジュニオールが右足インスイングのクロス送ると、中央で待っていたFW前田大然が後方へボールを落とす。これに反応したDF岩田智輝が、ペナルティエリア左から左足でシュートを放った。しかし、大分のGK高木駿がセーブを見せ、先制点には至らない。
対する大分は15分、敵陣でボールを奪うと、MF増山朝陽のスルーパスで抜け出したMF小林成豪がペナルティエリア中央から右足でシュート。しかしボールは枠の左へと外れる。
その後は横浜FMが相手を押し込む展開となり、30分に先制点が生まれる。大分のペナルティエリア手前右でボールを受けた岩田が、ワンタッチで相手DFラインの裏へスルーパス。これで抜け出したFW仲川輝人がゴール右へえぐり中央へパスを送ると、待っていた前田がワンタッチで押し込んだ。横浜FMがリードを奪う。
しかし、対する大分も前半に追いつく。39分、右CKを獲得するとキッカーはMF下田北斗。左足でインスイングのボールが送られ、中央で待っていたFW伊佐耕平がヘディングで左のサイドネットへとボールを流し込んだ。
このまま1-1で前半が終わるかと思われたが、45分に横浜FMが勝ち越しに成功する。高木のゴールキックを前田が敵陣へ跳ね返すと、ボールに対して大分のDF2人が重なりGKへのバックパスが短くなる。これに反応したFWレオ・セアラは抜け出し飛び出してきた高木と一対一を迎え、右足のループシュートでゴールネットを揺らした。結局試合は2-1でハーフタイムを迎える。
後半開始早々は大分がCKからチャンスを迎える。しかし、いずれも同点弾に結びつけることはできない。
すると、55分に横浜FMが追加点を記録する。敵陣中央でボールを持ち前を向いたMF扇原貴宏が、左足で前田へ絶妙なスルーパスを供給。これでペナルティエリア左へ抜け出した前田は左足でクロスを送り、中央で待っていたレオ・セアラがこの日2点目を記録した。横浜FMのリードは2点となる。
66分にはDF小池龍太の右クロスから、途中出場のMF天野純が左足で強烈なシュートを放つ。ボールは枠を捕らえるが、高木が好セーブでゴールを許さない。
それでも攻撃の手を緩めない横浜FMは、75分に4点目を挙げる。途中出場のFW水沼宏太が自陣から前線へフィード送ると、敵陣右サイドへ前田が抜け出す。前田は後ろからのボールを巧みにトラップし、ペナルティエリア手前からループシュート。ボールは高木の頭上を超え、ゴールネットへと収まった。前田の芸術的とも言えるこの日2点目のゴールで、スコアは4-1となる。
さらに83分、敵陣左サイドでボールを持ったFWエウベルがドリブルでペナルティエリア左へ進入し、右足アウトサイドで中央へ浮き球のパスを送る。これを中央で待っていた前田が頭でゴールへと押し込んだ。前田はハットトリックでリーグ戦の得点数を13にまで伸ばした。
結局試合は5-1で終了。前田の活躍で勝利を収めた横浜FMは、リーグ戦2連勝を飾るとともに直近11試合の無敗を維持。一方敗れた大分は、これで3連敗を喫している。
【得点者】
1-0 30分 前田大然(横浜F・マリノス)
1-1 39分 伊佐耕平(大分トリニータ)
2-1 45分 レオ・セアラ(横浜F・マリノス)
3-1 55分 レオ・セアラ(横浜F・マリノス)
4-1 75分 前田大然(横浜F・マリノス)
5-1 83分 前田大然(横浜F・マリノス)
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By サッカーキング編集部
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