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【名古屋vs湘南プレビュー】堅守再構築で嫌な流れを断ちたい名古屋…連敗ストップで降格圏脱出を目指す湘南

[写真]=兼子愼一郎、清原茂樹

■名古屋グランパス デビュー戦で存在感示したポーランド代表FWの活躍に期待

【プラス材料】
 マッシモ・フィッカデンティ監督が指揮を執るチームにおいて、初の3連敗を喫した現状はなかなかに厳しいものがある。

 その中で唯一の好材料となり得るのが、隔離明け即デビューを飾ったFWシュヴィルツォクだ。チーム練習なしで試合に出た第18節の横浜F・マリノス戦でもパスを引き出し、ミドルレンジのシュートを2本放った。どちらもGKの正面を突いたが、隙あらば狙うという姿勢を示したことで、早速チームメイトの理解を深めたのではないかと想像する。ポストプレーも力強く、テクニックも水準以上だ。

 さすがに多くの時間をプレーさせることは指揮官も避けるだろうが、25分間のデビューからもう少しプレータイムを伸ばし、連敗ストップに少しでも追い風を吹かせたいのではないか。

【マイナス材料】
 冷静に考えれば、プラス要因よりもマイナス要因が多いのが今の名古屋グランパスだ。

 6試合連続でリーグ戦の勝利がなく、そのうち4試合が黒星。横浜FMとの試合に負けたことでフィッカデンティ体制初の3連敗となり、第20節のサガン鳥栖戦でのオウンゴールによる1得点のみという攻撃陣の不振もそこに拍車をかける。連続無失点記録を作った守備陣には連戦の疲労感からか集中力の欠如が目立ち、水も漏らさぬ守備の緊密さがこのところ見られない。

 チームは北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍でDFキム・ミンテを獲得してテコ入れを図ったが、これに奮起して既存の守備陣が引き締まれば良い傾向にもなっていく。DF中谷進之介にDF木本恭生、MF米本拓司やMF稲垣祥など中央の守備を引き締める面々には、今一度ディフェンスの強さを表現してもらいたいところだ。

文:今井雄一朗

■湘南ベルマーレ いかにリードを失わないか。粘り強い守備の復活がカギに

【プラス材料】
 前節の鹿島アントラーズ戦、湘南ベルマーレはこれまでとは異なる「3-4-3」のフォーメーションで臨んだ。ポゼッションに長ける相手に対し、ブロックを築いて粘り強く対応。加えて、堅い守備から先制点を挙げた。もともと慣れ親しんだシステムでもあるため、新たなオプションの感触は悪くない。

 これまで高い献身性でチームに貢献してきたFW大橋祐紀に待望の今季初得点が生まれたことも大きい。約3カ月ぶりのリーグ戦出場を果たしたMF茨田陽生もアシストを記録しており、結果を伴うそれぞれの活躍は今後につながるに違いない。

 10日には鹿島からDF杉岡大暉が期限付き移籍で加入したことも発表された。プロ入りから3年間在籍し、チームとして大切にしている哲学を分かっているだけに、攻守にわたる活躍が期待される。

【マイナス材料】
 鹿島戦に1-2で敗れ、中断前と合わせて4連敗となった。残留争いのライバルたちが勝ち点を積み上げる中で、順位はついにJ2降格圏内の17位に落ちた。

 今季、先制した試合の成績が3勝1分5敗と勝ちきれていない。この4連敗を見ても、先制した3試合のいずれも逆転負けを喫しており、粘り強い守備によって失点を抑えてきた前半戦の戦いが生かされていない。一方の攻撃に目を向けると、チャンスの数は限られ、シュート数も得点力も伸び悩んでいる。降格圏を抜け出すためには勝ち点3が欠かせず、チームとして勝ちきる戦いが求められる。

 名古屋グランパスとの通算対戦成績は12勝5分18敗と黒星が先行する。相手のホームでは5勝1分11敗とさらに分が悪い。

文:隈元大吾

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