J1第23節で大分と川崎Fが対戦した [写真]=J.LEAGUE
9日に明治安田生命J1リーグ第23節が行われ、大分トリニータと川崎フロンターレが対戦した。
現在J2降格圏内の18位につける大分と、首位を走る川崎Fの対戦。現在、川崎は27戦無敗とJ1記録を更新中だが、最後に敗れたのが昨シーズンにアウェイで戦った大分戦だった。川崎Fとしてはそのリベンジを、大分としてはその再現を目指す一戦となる。
先制したのは川崎Fだった。10分、敵陣中央右サイドからDF山根視来がペナルティエリア左へ斜めのボールを入れると、これに反応したFWレアンドロ・ダミアンが右足ダイレクトでゴールを決めた。
しかし、そのL・ダミアンは27分に負傷交代。古巣対戦となるFW知念慶がピッチに立った。
それでも川崎Fは35分、大分のペナルティエリア左深くへ抜け出したMF橘田健人のマイナスの折り返しから、FW家長昭博が左足ダイレクトでシュート。ボールはゴール上へと外れたものの、結局試合は0-1で折り返す。
迎えた後半も、川崎Fがチャンスを生み出していく。60分、家長が右サイドでのドリブルで大分のDFを引きつけ、ペナルティアーク付近にポジションを取ったMF脇坂泰斗へラストパス。脇坂は振り向きざまに左足でコントロールシュートを放つも、ボールは枠の上へと外れた。
それでも次のゴールは川崎Fだった。途中出場のFW宮城天が大分ディフェンスラインへボールを引き出しペナルティエリア左へドリブルで進入すると、後方をオーバーラップしてきたDF登里享平へボールをスイッチ。登里の低い左足のクロスは一度防がれるものの、ファーサイドへの柔らかいボールをこちらも途中出場のFW遠野大弥がヘディングで合わせゴールネットを揺らした。
大分の反撃は88分、セットプレーからDFエンリケ・トレヴィザンが強烈なヘディングシュートを放つも、ボールは枠を捉えられない。
結局このまま試合は0-2で終了を迎え、川崎Fは28戦無敗とJ1記録を更新するとともに、昨シーズン敗れたリベンジを果たした。一方の大分はリーグ戦2連敗を喫している。
By サッカーキング編集部
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