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川崎F、アウェイ大分戦に快勝で28戦無敗! L・ダミアン&遠野弾で昨季のリベンジ果たす

2021.08.09

J1第23節で大分と川崎Fが対戦した [写真]=J.LEAGUE

 9日に明治安田生命J1リーグ第23節が行われ、大分トリニータ川崎フロンターレが対戦した。

 現在J2降格圏内の18位につける大分と、首位を走る川崎Fの対戦。現在、川崎は27戦無敗とJ1記録を更新中だが、最後に敗れたのが昨シーズンにアウェイで戦った大分戦だった。川崎Fとしてはそのリベンジを、大分としてはその再現を目指す一戦となる。


 先制したのは川崎Fだった。10分、敵陣中央右サイドからDF山根視来がペナルティエリア左へ斜めのボールを入れると、これに反応したFWレアンドロ・ダミアンが右足ダイレクトでゴールを決めた。

 しかし、そのL・ダミアンは27分に負傷交代。古巣対戦となるFW知念慶がピッチに立った。

 それでも川崎Fは35分、大分のペナルティエリア左深くへ抜け出したMF橘田健人のマイナスの折り返しから、FW家長昭博が左足ダイレクトでシュート。ボールはゴール上へと外れたものの、結局試合は0-1で折り返す。

 迎えた後半も、川崎Fがチャンスを生み出していく。60分、家長が右サイドでのドリブルで大分のDFを引きつけ、ペナルティアーク付近にポジションを取ったMF脇坂泰斗へラストパス。脇坂は振り向きざまに左足でコントロールシュートを放つも、ボールは枠の上へと外れた。

 それでも次のゴールは川崎Fだった。途中出場のFW宮城天が大分ディフェンスラインへボールを引き出しペナルティエリア左へドリブルで進入すると、後方をオーバーラップしてきたDF登里享平へボールをスイッチ。登里の低い左足のクロスは一度防がれるものの、ファーサイドへの柔らかいボールをこちらも途中出場のFW遠野大弥がヘディングで合わせゴールネットを揺らした。

 大分の反撃は88分、セットプレーからDFエンリケ・トレヴィザンが強烈なヘディングシュートを放つも、ボールは枠を捉えられない。

 結局このまま試合は0-2で終了を迎え、川崎Fは28戦無敗とJ1記録を更新するとともに、昨シーズン敗れたリベンジを果たした。一方の大分はリーグ戦2連敗を喫している。

【スコア】
大分トリニータ 0-2 川崎フロンターレ

【得点者】
0-1 10分 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ
0-2 77分 遠野大弥(川崎フロンターレ

By サッカーキング編集部

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