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横浜FM、マスカット氏を新監督に招へい! 昨年12月までシント・トロイデン指揮

2021.07.18

横浜FMの新監督に就任したマスカット氏(写真は2019年) [写真]=Getty Images

 横浜F・マリノスは、オーストラリア人指揮官ケヴィン・マスカット氏と次期監督就任で合意した。18日、クラブ公式サイトで発表した。

 横浜FMは6月10日、アンジェ・ポステコグルー前監督がセルティックの指揮官に就任するため退任し、松永英機氏が暫定監督を務めていた。なお、マスカット氏の入国日は調整中で、入国後は所定の待機措置を経てチームへ合流予定となっている。


 現在47歳のマスカット氏は2011年の現役引退後、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)のアシスタントコーチに就任。2012年に同クラブの監督に就任したポステコグルー氏の右腕を務め、2013年にポステコグルー氏の退任を受けて監督に就任した。2014-15シーズンはAリーグを制して最優秀監督賞を受賞。2019年5月まで同クラブを率い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に4度の出場を果たした。

 マスカット氏は2020年1月からシント・トロイデン(ベルギー1部)のテクニカルディレクターに就任。同年夏から同年12月にかけてはトップチームを率いていた。

 マスカット氏は就任に際し、横浜FMの公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「日本で最も成功しているサッカークラブのひとつである横浜F・マリノスの監督に、就任することができとても光栄です。まずは、この機会を与えてくれたクラブに心より感謝すると同時に、アジアで最も競争力のあるJリーグで、新たな挑戦ができることをとても楽しみにしています」

「自分たちの目標を達成するために、アンジェ・ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズン力強く走り抜けられるよう力を尽くしたいと思います。特別なことを成し遂げるためのハードワークを共にする選手、スタッフと会えることを心待ちにしています」

 また、横浜マリノスの代表取締社長を務める黒澤良二氏は、次のように新監督の手腕に期待を寄せている。

「この度の監督選定にあたり最も重視したことは、横浜F・マリノスの魅力あるアタッキングフットボールを継続するだけでなく、さらに進化させられることができる指揮官ということでした。ケヴィン・マスカット氏は、その条件を十分満たし、皆さまに夢と感動と笑顔をお届けできるチームを目指すことができると判断し、契約締結に至りました」

「マスカット氏は、優れた指導力とリーダーシップにより、F・マリノスをより高いステージに導く最良の人選であると確信しています。また、暫定的に指揮を執っている松永英機監督については、引き続きトップチームに残り、マスカット氏を支え、魅力的なアタッキングフットボールの進化に貢献してもらいます」

By サッカーキング編集部

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